I列王記7

「ソロモンは人を遣わして、ツロからヒラムを呼んで来た。彼はナフタリ部族のやもめの子であった。彼の父はツロの人で、青銅の細工師であった。ヒラムは青銅の細工物全般について、知恵と英知と知識に満ちていた。彼はソロモン王のもとに来て、その一切の細工を行った。」I列王記7:13~14

今日出てくる「ツロのヒラム」は、5章で出てくる「ツロの王ヒラム」とは別人です。
彼は優れた職人だったことがわかります。手先の技術だけでなく、知恵と英知と知識に満ちていた人物でした。
父をなくし、外国に住んでいた彼の生活は試練も多かったと想像します。しかし、主は彼を忘れておられませんでした。抜擢を通して祖国での事業に関わったのでした。

私たちの境遇が社会的に恵まれなくても、主は決して忘れておられません。主の恵みが注がれ続けていること、主が目を留めてくださっていることを覚えます。


祈り:神様、あなたの恵みは尽きず、日々私の歩みに十分であることに感謝します。不平、不満の多い者をゆるしてください。私の口を守り、あなたへの感謝がもっと出るように助けてください。アーメン