Ⅱサムエル19

「こうして、民はみなヨルダン川を渡り、王も渡った。王はバルジライに別れの口づけをして、彼を祝福した。それで、バルジライは自分の町へ帰って行った。」Ⅱサムエル19:39

多くの人名が出てきます。「バルジライ」はダビデを見送りにやってきました。彼は

「たいへん年をとっていて八十歳であった。彼は王がマハナイムにいる間、王を養っていた。非常に裕福な人だったからである。(32節)」
と記されています。老年期にあったけれども、与えられた経済を用いてダビデの危機を支えました。

ダビデは恩人であるバルジライに、一緒にエルサレムに行こうと誘いましたが、彼は自分の余生を故郷で過ごしたいと言いました。そして代わりの人(キムハム)を王につけ、自分は誠実に見送りました。

王であれ偉大なクリスチャンであれ、逆境や危機に陥ることがあります。そんな人がいた時、状況の許す範囲で誠意を尽くし支えることは、結局は神の祝福を得ることになります。
覚えて祈ること、経済的・物質的なサポートをすること、励ましのカードやメールを送ること、休息や回復の場を提供することなど、私にできることは何か、教会にできることを実践できれば幸いです。

祈り:神様、私の日々の生活に必要なものを与えてくださり感謝します。____さん、____さんの状況を聞いて心痛めています。私にできることは何か、教えてください。あなたの伸ばされる御手の先に、私を置いて用いてください。アーメン