I列王記11

「ソロモンが年をとったとき、その妻たちが彼の心をほかの神々の方へ向けたので、彼の心は父ダビデの心と違って、彼の神、主と一つにはなっていなかった。」I列王記11:4

あるワークショップで「あなたは自分の葬儀で、どのような人だと紹介されたいですか」という質問がされました。地上の生涯を終えた時に、どのような生き方をしたと覚えられるかが、その人の人生の真価である、と。

イスラエルの繁栄を築いたソロモンには、七百人の王妃としての妻と、三百人の側女がいました。「その妻たちが彼の心を転じた(3節)」と書かれています。彼は外国の女性を愛し、偶像礼拝に陥ったのです。

若い時、主に知恵を頂いたのに。主の宮を建てたのに。国を繁栄に導いたのに。主が二度も警告された(9~10節)のに...。
ソロモンの心変わりは「年をとって」からでした。信仰は、経験を積んだから「もう大丈夫」ではなく、最後まで「主よ、守り導いてください」という祈りなのですね。

祈り:神様、あなたがデザインされた道を進めるよう、今日も守り導いてください。誘惑やこの世の栄光にとらわれず、神の国で価値あるものに目をとめることができますように。教会が業績や人数ではなく、キリストを愛し従うことを優先できますように。アーメン