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3月, 2022の投稿を表示しています

出エジプト記40

「イスラエルの子らは、旅路にある間、いつも雲が幕屋から上ったときに旅立った。雲が上らないと、上る日まで旅立たなかった。」出エジプト記40:36~37 主の臨在と栄光が幕屋に満ちていました。イスラエルの民がテントをたたんで旅立つタイミングは、すべて主の幕屋の雲が動くかどうかにかかっていました。 先日、迷いこんだ車が、教会と隣地との境のブロック塀を壊しました。当初警察は「これは相手方不詳ですね」と処理しました。ところが、まもなく運転されていた方が名乗り出られました。スタッフのひとりが隣地の持ち主に連絡し、彼が見に来られました。倒れたブロックの片付けも、別用で来られた方が迅速にして下さいました。わずか1日半ほどの間に目まぐるしい人の出入りと動きがありました。へとへとになりましたが、背後に主が働いておられると感じます。これからどう導いてくださるのでしょうか。期待し祈ります。 イスラエルの民も、時にはテントを張ったと思ったら移動することがあったでしょう。目まぐるしい中でも、従うのは主のご意志でした。 祈り:神様、あなたが私たちの日常を導いてくださることを感謝します。まもなく新年度です。あなたのタイミング、あなたのみこころに従えますように。急ぎすぎたり遅れすぎたりしないように助けてください。アーメン

出エジプト記39

「これらの宝石はイスラエルの息子たちの名にちなむもので、彼らの名にしたがい十二個であった。それらは印章のように、それぞれに名が彫られ、十二部族を表した。」出エジプト記39:14 アロンの胸当てには、12個の宝石が埋め込まれていました。一つ一つが12部族の名前にちなんだものでした。アロンがそれを着て主の前に出るとき、民は自分たちが主に覚えられていることを感じたでしょう。 イエス様は「あなたがたの髪の毛さえも、すべて数えられています(マタイ10:30)」と言われました。父なる神様は今日も私たちを覚え、私たちを気にかけてくださっています。決して忘れられることはありません。 祈り:神様、いつも私のことを覚え愛してくださって感謝します。人生の目標を見失い、自分に価値はないと落胆している_____さんに、あなたの慰めがありますように。その人が神様にも私たち(家族/ 友人/ 知人)にも忘れられていないことを、あなたが望まれる方法で今日伝えることができますように。アーメン

出エジプト記38

「登録された会衆による銀は、聖所のシェケルで百タラント千七百七十五シェケルであった。二十歳以上で登録された者が全部で六十万三千五百五十人だったので、これは一人当たり一106ベカ、聖所のシェケルで半シェケルである。」出エジプト記38:25~26 時々、想像しにくい数字が出てきます。でも、1タラント=3000シェケルなので、 銀 百タラント千七百七十五シェケル=100 × 3000 + 1775 = 301,775 シェケル 登録された者 六十万三千五百五十人= 603,550 人  603,550 ×0.5 = 301,775  でぴったり計算が合います。 もっとも、聖書には計算して納得できることも、そうでないこともあります。なぜこのようなことが?と説明のつかないことがあります。もう10年以上試練を通っている友人がいます。それでも信仰をもって祈り続けておられます。神のご計画があると信じ続ける、それが信仰なのだと友人の姿勢に学ばされます。 祈り:神様、聖書を知識としてだけでなく、信仰をもって霊性で読むことができますように。私の霊の目をさらに開き、試練を通る____さんのために心からお祈りします。アーメン

出エジプト記37

「ベツァルエルはまた、調香の技法を凝らして、聖なる注ぎの油と純粋な香り高い香を作った。」出エジプト記37:29 ベツァルエルは至聖所の箱(1節)や聖なる油、香を作りました。 心を込めたものが神様を礼拝するために使われるのは、この上なく光栄です。 私たちも、自分の奉仕が何らかの形で礼拝に用いられるのは嬉しいことです。礼拝に参加することそのものも主の前の大切な奉仕です。たとえ座っていることでも、オンラインで参加していることでも、そこに聖霊の油が注がれ、賛美と祈りの香が立ち上っているのです。 祈り:神様、健康と移動の自由が守られ、災害や戦争から守られ、迫害がないことの恵みをかみしめます。心を込めて礼拝に備え、礼拝し、礼拝から各場所に遣わされます。今週も心を込めて礼拝に備え歩めますように。アーメン

出エジプト記36

「仕事に携わっている者のうち、心に知恵ある者はみな、幕屋を十枚の幕で造った。幕は、撚り糸で織った亜麻布、青、紫、緋色の撚り糸を用い、意匠を凝らしてケルビムを織り出した。」出エジプト記36:8 十枚の幕(1枚当たり約12.3m ×1.76 m) それぞれを手織りで、しかもケルビムの絵柄を織り出すのは、どれほど大仕事だったかと想像します。それでも、心に知恵を主が与えてくださったので、その仕事は成し遂げられました。知恵と同時に、忍耐強さも与えられていました。何より、人々が協力し、喜んで働きました。 教会の行う働きも、地域や世界の中に布地を手織りするようなものかもしれません。日々行う小さな働きが、やがて地域や世界にキリストの姿を織り出していくのだと思います。諦めず、過小評価せず、主が与えてくださった知恵と力を喜んで流し出す者でありますように。 祈り:神様、私にも日々の働きが無駄ではないことを教えてくださり、感謝します。最前線で働く人も、背後で支える人も、キリストをコミュニティに織り出すように召されていることを受け取ります。今週も主の恵みを流し出す者として歩ませてください。アーメン

出エジプト記35

「イスラエルの子らは男も女もみな、主がモーセを通して行うように命じられたすべての仕事のために、心から進んで献げたのであり、それを進んで献げるものとして主に持って来た。」出エジプト記35:29 ささげる召しに応答した、力強さと喜びにあふれた様子が想像できます。今まさに、紛争地や被災地の教会とそれを支える人々(私たちも含め)の様子でもあります。 何度も「心から進んで」と出てきます。ささげ物の原則はそうです。 思いがけない方が、密かに、でも大胆にささげています。小さな道徳心でもなく、計算機で割合を出すのでもなく、聖霊の促しを感じたところに気前よく喜んでささげる時、それ以上の莫大な祝福があります。教会内外のミニストリー、神の国への投資です。 祈り: 「わずかだけ蒔く者はわずかだけ刈り入れ、豊かに蒔く者は豊かに刈り入れます。一人ひとり、いやいやながらでなく、強いられてでもなく、心で決めたとおりにしなさい。神は、喜んで与える人を愛してくださるのです。(第二コリント9:6-7)」 神様、豊かに刈り入れる者となりたいです。私自身が、さらに心から喜んで、豊かに蒔く者となれますように。アーメン

出エジプト記34

「イスラエルの子らがモーセの顔を見ると、モーセの顔の肌は輝きを放っていた。モーセは、主と語るために入って行くまで、自分の顔に再び覆いを掛けるのを常としていた。」出エジプト記34:35 モーセ自身が光ったのではなく、彼の顔は主の栄光を反映して輝いていました。私たちも、自分には光るものが何もなくても、神が共におられるなら、神の栄光を反映する者として用いられます。月が自分では光らなくても、太陽の光を反射して光るように。私たちの顔を、思いを、生活を主の前にまっすぐ差し出すなら、たとえ私たちがぼろきれのようにみすぼらしくても、主はご自身の栄光のために用いてくださいます。 祈り:「私たちは、この宝を土の器の中に入れています。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものではないことが明らかになるためです」(第2コリント4:7)。 神様、土の器の私を通して、あなたの栄光が輝きますように。今日も通りよい管として用いてください。アーメン

出エジプト記33

「モーセは言った。『どうか、あなたの栄光を私に見せてください。』」出エジプト記33:18 かつて燃える柴で主の臨在を見たとき(3:6)のモーセは恐れました。しかし、今は違います。もっと主の栄光を見たい、と大胆に願っています。主の素晴らしさを体験すればするほど、もっと主を知りたくなりました。 私たちも、主の愛を知れば知るほど、もっと主に近づきたくなります。主の素晴らしさを味わうほどに、主とさらに親しくなりたいと思います。聖書はとっつきにくいと思ってもあきらめないでください。聖霊にたよりながら読むと、だんだんと神様からの愛のかたまり、知恵の宝の山だとわかってきます。 祈り:神様、あなたをもっと知り、あなたの栄光を見たいです。聖書が生きたことばとして、今日の歩みに働きますように。聖霊の働きを期待します。 第2コリント3:17「主は御霊です。そして、主の御霊がおられるところには自由があります。」

出エジプト記32

「こうして主は民を打たれた。彼らが子牛を造ったからである。それはアロンが造ったのであった。」出エジプト記32:35 厳粛な結論です。実際には民が不安になり、アロンに要求したのでした。しかし、それを実行させた責任が、リーダーのアロンにはありました。 教会に仕える者として、身が引き締まるような思いです。同時に、日々とりなしの祈りに支えられているという感謝を覚えます。 教会だけでなく、家庭や職場、地域、国で、私たち一人一人が主の前に霊的なリーダーとして置かれています。不正にはノーと言い、罪やごまかしにストップをかける、勇気ある者となれますように。漫然と流されることがありませんように。 祈り:神様、世の光として歩むようにと私たちを救い出してくださり、感謝します。祈りつつ、今日も良心にしたがって歩めますように。主が悲しまれることにはノーと言える勇気を与えてください。アーメン

出エジプト記31

「『見よ。わたしは、ユダ部族に属する、フルの子ウリの子ベツァルエルを名指して召し、彼に、知恵と英知と知識とあらゆる務めにおいて、神の霊を満たした。』」出エジプト記31:2〜3 モーセやアロンのように人々の前に立つ奉仕だけでなく、神殿用品を制作する背後の奉仕にも、神は召しを与え、聖霊で満たしてくださいます。奉仕の優劣を比較するのはナンセンスです。 「私は何もできませんけど」と言いながら心を込めて掃除や作業をする方、早めに来会して心配りをする方、自宅で事務作業をする方、日々祈る方…。主に喜んで仕える兄姉の姿に、ベツァルエルと同様、神様が名指して召し霊を注いでおられるのだと感じます。 祈り:神様、「____(自分の名前)」と私を名指して召してくださりありがとうございます。あなたが私に望まれ、あなたに栄光をお返しする奉仕に必要な知恵と知識、霊を満たしてください。心を込めて主に仕えることができますように。アーメン

出エジプト記30

「『アロンは年に一度、その角の上で宥めを行う。その祭壇のために、罪のきよめのささげ物の、宥めのための血によって、彼は代々にわたり、年に一度、宥めを行う。これは主にとって最も聖なるものである。』」出エジプト記30:10 年に一度の宥めのささげ物の他にも、イスラエルの民は毎週、毎日、さまざまなささげ物をしました。罪を覆うために膨大な数の動物が犠牲になりました。動物の鳴き声と血の匂いを間近に感じ、どれだけ自分が罪深いかを体験したことでしょう。 同じように罪深い私のために、イエス様はただ一度、永遠のささげ物として十字架にかかってくださいました。驚くべきことです。私たちが今献げるのは、罪のためでなく感謝の現れなのです! 祈り:神様、私たちを罪の支配から解放してくださり感謝します。動物の犠牲も、償い金も、全てキリストが担い完了してくださいました。今週、もっと深く十字架のあがないの価値が分かりますように。日本中、世界中の人がキリストと出会い、悔い改め、値なしにこのプレゼントを受け取れますように。アーメン

出エジプト記29

「祭壇の上の血と、注ぎの油を取って、それをアロンとその装束、彼とともにいるその子らとその装束にかける。こうして、彼とその装束、彼とともにとともにいるその子らとその装束は聖なるものとなる。」出エジプト記29:21 祭司が聖別されるのは、ささげられた動物の血や注ぎの油がかけられることによってでした。服や身体には血や油の跡がつきました。しかし、それこそが聖められたしるしでした。 私たちが救われたのも、自分の努力ではなく、キリストの血が流され私がおおわれたからです。今は「選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神のものとされた民(1ぺテロ2:9)」として、主の栄光を告げ知らせるために生かされています。 祈り:神様、イエス・キリストの十字架の血によって救われたことを感謝します。自己満足に陥らず、祭司としてとりなしの祈りをし、行動するよう召されていることを受け取ります。良きサマリア人のようになりたいです。東北の地震にあわれた方々、世界の難民となった方々に、祈りと支援が届きますように。アーメン —ウクライナのための祈り(7):クリスチャンリーダーと教会のために— 「あなたのみことばは 私の足のともしび 私の道の光です(詩篇119:105)」 「光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった(ヨハネ1:5)」 「あなたは私の避け所 敵に対して強いやぐら(詩篇61:3)」 神様、ウクライナ、ロシア、近隣国の教会のために、心合わせて祈ります。 混乱の中でもクリスチャンたちが礼拝に共に集まり仕えることができますように。あなたに叫び求める祈りと賛美を聞いてください。このような時のために、神様が戦略的に置かれたウクライナの33人のハガイリーダーたちに知恵を与え守ってください。その地域のクリスチャンたちが主と虐げられている人との間に立つことができますように。 人々がかつてなかったようなあなたの臨在を体験できますように。あなたに信頼しあなたの力に頼ることができますように。教会リーダーたちに知恵と励ましを与えてください。ウクライナ、ロシア、近隣国に力強い方法で現れてくださり、暗闇の中でもイエスの御名が光り輝きますように。この戦いが世界中のクリスチャンが立ち上がる機会としてくださり、神様の福音宣教のご命令に従い、福音の貧困を終わらせる時となりますように。 (7 Days of Global P

出エジプト記28

「あなたは、わたしが知恵の霊を満たした、心に知恵ある者たちに告げて、彼らにアロンの装束を作らせなさい。彼を聖別し、祭司としてわたしに仕えさせるためである。」出エジプト記28:3  祭司アロンのためには、祭司としての服装を作る人がいました。主が「知恵の霊を満たした、心に知恵ある者たち」でした。 主が各々を選び、その選びに必要な知恵と力を与えてくださいました。 私たちも、各々の働きに選ばれています。祈り、賛美、話すこと、ケア、気前の良さ、掃除、運転、料理、裁縫、修理、園芸、献げること、土木、…。主が与えてくださった賜物を、主の栄光のために使えますように。 祈り:神様、私をあなたが選び、必要な賜物を与えてくださったことを感謝します。他の人と比べるのでなく、あなたの望まれる個性と働きで、あなたに栄光をお返しできますように。子どものように純粋な信仰を与えてください。アーメン —ウクライナのための祈り(6):オレクサンドルの祈り— 「二人か三人がわたしの名に置いて集まっているところには、わたしもその中にいるのです(マタイ18:20)」 神様、今日は幼いオレクサンドル(両親と防空壕に滞在中)の祈りに合わせます。 (以下はハガイリーダーによって記録されたウクライナの子どもの実際の祈りです。オレクサンドルの祈りと両親の応答に心を合わせ、神が働かれていることを覚えましょう。安全のため名前は変えてあります) オレクサンドル:神様お願いします。悪い人が隠れたり、服を着替えたり、騙したりしないようにしてください。人を撃てないようにしてください。僕の国を守ってください。悪い人の計画を失敗させてください。みんなを守ってください!アーメン! 父親:神様、この祈りに合わせ、あなたの祝福を求めます。感謝します。 オレクサンドル:神様、空からの攻撃を止めてください。ここに住んでいる人たちをみんな守ってください。悪い人が空から攻撃したり、僕たちの家をねらわないようにしてください。この町のみんなを守ってください!悪い人がいなくなりますように。アーメン! (オレクサンドル、両親に)「これって本当の祈りだよね」  母親「ほら、空襲警報が解除になったわ」  父親「オレクサンドル、お前が祈って神様が答えてくださったんだよ。神様は祈りを聞いてくださるんだ。でも私たちはいつも忘れるんだ。二日もたたないうちに忘れてしま

出エジプト記27

「あなたはイスラエルの子らに命じて、ともしび用の質の良い純粋なオリーブ油を持って来させなさい。ともしびを絶えずともしておくためである。」出エジプト記27:20 幕屋と備品の作り方について、詳細な説明が続きます。退屈だと感じるかもしれません。でも、もし自分の家を新築する時の設計図なら、真剣に読み込むのではないでしょうか。 神様の臨在を覚える幕屋の作り方ですから、人々はどれほど真剣だったでしょう。私たちも、自分の教会の会堂ならどんなデザインだろうと身を乗り出して聞くことでしょう。そんな気持ちで読んでみたい箇所です。 祈り:神様、私たちに礼拝をささげる場所が与えられていることを感謝します。建物そのものが重要ではなく、心を尽くして祈り礼拝できること自体に感謝します。日本中、世界中のクリスチャンに、安心して礼拝と祈りをささげる場所と機会が与えられますように。避難所や地下で礼拝を守る人々を励ましお守りください。アーメン —ウクライナのための祈り(5):従軍する人たちのために— 「私の神よ 私を敵から救い出してください。  向かい立つ者たちよりも高く  私を引き上げてください。  不法を行う者どもから 私を救い出してください。  人の血を流す者どもから 私を救ってください…  どうか目を覚まし ここに来て見てください。  あなたは万軍の神 主 イスラエルの神。  どうか目を覚まし すべての国を罰してください。  邪悪な裏切り者を だれもあわれまないでください(詩篇59:1−2、4−5)」 神様、市民とロシア軍の間に立つ全てのウクライナの男女の守りを祈ります。ウクライナ軍の勇気と努力を感謝します。彼らを守り、力を増し加えてください。ロシア軍のためにも祈ります。その心が探られ、目が開かれ、不正な命令に対抗する勇気が与えられますように。双方で犠牲となった人たちの家族、友人に慰めがありますように。 (7 Days of Global Prayer for Ukraine: Haggai internationalより)

出エジプト記26

「その垂れ幕を留め金の下に掛け、垂れ幕の内側に、あかしの箱を運び入れる。その垂れ幕は、あなたがたのために聖所と至聖所との仕切りとなる。」出エジプト記26:33 荒野の荒涼とした地に宿営するイスラエル。無力で惨めな難民に思えます。しかし、宿営の中央には幕屋がありました。民は幕屋を見るたびに主が共におられることを実感したでしょう。 私たちも荒野のような状況にあっても、主がすぐ近くにおられます。疲れ果てているクリスチャンには新しい力と励ましが、主を知らず希望を失っている方々にはキリストの希望が与えられますように。 祈り:神様、あなたが私たちのすぐ近くにおられることを感謝します。十字架の救いが完了し、至聖所まで近づいて祈れる恵みを感謝します。困難を歩む___さんには主の励ましを、____さんにはキリストの光が今日届きますように。 昨夜の東北地震で被害を受けた方々、トラウマに苦しむ方々に、あなたの力強い御手が感じられますように。アーメン    — ウクライナのための祈り(4):社会的弱者のために—      「弱い者とみなしごのためにさばき  苦しむ者と乏しい者の正しさを認めよ。  弱い者と貧しい者を助け出し  悪しき者たちの手から救い出せ(詩篇82:3−4)」 全能の神様、病院の守りを祈ります。特に出産に臨む母親たち、重い病気と闘う子どもたち、緊急のケアが必要な新生児、高齢者や弱い人々、医師、看護師、患者に関わるスタッフの人たちのために祈ります。医薬品が備えられますように。混乱し、抑うつ状態になり、恐怖に怯える人々を覚えます。行方不明になっている人、家族が犠牲になった人たちのために祈ります。愛の神様、どうか最も弱い人々を守り、虐げられている人々に励ましを与えてください。病院の周りに守りの柵を張り、爆撃や暴力の中で保たれますように。 (7 Days of Global Prayer for Ukraine: Haggai internationalより)

出エジプト記25

「一方の枝に、アーモンドの花の形をした、節と花弁のある三つのがくを、また、もう一方の枝にも、アーモンドの花の形をした、節と花弁のある三つのがくを付ける。燭台から出る六本の枝はみな、そのようにする。」出エジプト記25:33 先日教会墓地に行った折、早咲きの桜を見てある方が「アーモンドの花と桜の花は、そっくりだそうですね」とおっしゃいました。 幕屋と幕屋の備品の記述はなじみがない部分もありますが、 アーモンドの花」を「桜の花」と読み替えると、途端に親しみが湧いてきます。 その製作に先立って、人々は進んで献げる奉納物(貴金属、宝石、香油他)を持ってきました。強制ではなく、心を込めて。主が喜ばれるのは、私たちの心そのものです。 祈り:神様、今日も心を込めてあなたが与えてくださる仕事、家事、学びに向かえますように。いやいやではなく、祈り心でできるように助けてください。アーメン ーーウクライナのための祈り(3):安全、食糧、物資のためにーー 「私は多くの者がささやくうわさを聞きました。  『恐怖が取り囲んでいる』と。  彼らは私に対して謀議をめぐらし  私のいのちを取ろうと図りました。  しかし 主よ 私はあなたに信頼します。  私は告白します。  『あなたこそ 私の神です。』(詩篇31:13−14)」 父なる神様、ウクライナの方々全ての安全を祈ります。国に留まり守っている人たち、そして避難しようとしている人たちのために。水や食糧、暖房、電気、物資が必要な方々を覚えます。家族に必要が備えられますように。困っている人たちのために温かい食べ物を提供しているレストランや店を感謝します。彼らの手を祝福し、倉庫を満たしてください。戦いの中でもまだインフラが保たれている地域があることに感謝します。 近隣のポーランド、スロバキア、ルーマニア、ベラルーシ、ハンガリー、モルドバのために祈ります。この国々が手を広げてウクライナ難民を受け入れ、必要を満たせますように。その国々にいる、すでに訓練を受けたハガイリーダーたちのためにも祈ります。 そしてこの争いを見守るロシアの人たちのためにも祈ります。声をあげ、正義のために立ち上がる大胆さを与えてください。ウクライナの人たちに解放と助けを与える道筋を与えることができますように。 (7 Days of Global Prayer for Ukraine:

出エジプト記24

「モーセは雲の中に入って行き、山に登った。そして、モーセは四十日四十夜、山にいた。」出エジプト記24:18 モーセは40日間、空腹や渇きを感じたのだろうかと思います。主の栄光の前には、飲食は心配する必要がなく、時間の流れも問題ではなかったのかもしれません。なぜなら、主ご自身が人間の必要を一番ご存知であり、全てを備えてくださる方だからです。天国はそのような過ごし方をする所でしょう。そして神の御国が私たちのただ中にあるなら、今日も主の備えがあると信じます。 祈り:神様、あなたが私たちの必要を全てご存知であることを感謝します。思い煩いから解放してください。主が私たちを通して___の必要を満たそうとされているなら、今日届けることができますように。アーメン ーーウクライナのための祈り(2):ウクライナとロシアの大統領のためにーー 「主よ あなたの御力を王は喜びます。  あなたの御救いを どんなに楽しむことでしょう。」   (詩篇21:1) 祈り:神様、ウクライナのゼレンスキー大統領と、ロシアのプーチン大統領のために祈ります。ゼレンスキー大統領に力、勇気、知恵を与え、懸命な判断ができますように。暗殺や病気、負傷からお守りください。主の御手が働き、プーチン大統領の心が柔らかくなりますように。破壊と戦いの計画が押しとどめられますように。 (7 Days of Global Prayer for Ukraine: Haggai internationalより)

出エジプト記23

「しかし、わたしは彼らを一年のうちに、あなたの前から追い払いはしない。土地が荒れ果て、野の生き物が増え、あなたを害することのないようにするためである。」出エジプト記23:29 「祈ったのに聞かれない」と感じる時、手品のような解決が最善だと思いこんでいないか問い直す必要を感じます。インスタントな解決よりもっと良い結果をもたらそうと、神様が時間をかけて答えてくださることもあります。わたし自身も、祈ってもらった肌の炎症が治るのに2年近くかかりました。その間、人間の身体がどれほど不思議に精巧に作られているかを日々学びました。 祈り:神様、あなたが祈りを聞いていてくださり、最善の解決をもたらしてくださる方だと信じ、感謝します。ますます忍耐強く祈ることができるよう助けてください。祈りの答えを待っている___さん、___さんに、あなたの臨在と励ましがはっきり感じられますように。アーメン ーーウクライナのための祈り⑴:全ての争いが終わるようにーー 「主は 地の果てまでも戦いをやめさせる。  弓をへし折り 槍を断ち切り   戦車を火で焼かれる。  『やめよ。知れ。   わたしこそ神。   わたしは国々の間であがめられ   地の上であがめられる。』」(詩篇46:9−10) 全能の神様、ウクライナでの戦いが終わるよう私たちは祈ります。全ての軍隊がウクライナから撤退しますように。人々や動物たちに害を加える者がいなくなりますように。暴力と混沌を終わらせ、その地に平和を与えてください。 上に立つリーダーたちがこの戦いに際して知恵と勇気を持ち、対処することができますように。アーメン (7 Days of Global Prayer for Ukraine: Haggai internationalより)    

出エジプト記22

「寄留者を苦しめてはならない。虐げてはならない。あなたがたもエジプトの地で寄留の民だったからである。やもめ、みなしごはみな、苦しめてはならない。」出エジプト記22:21−22 貧しい人、未亡人、孤児、外国人たちなど、社会的に弱い立場の人々には、神様は特別の配慮とまなざしで見ておられます。 他にも ・モーセ五書(出21:26−27、22:21−27、23:6−12、レビ19:9−10、申14:29、16:11・14、24:19−21、26:12−13) ・詩篇(10:14・17−18、68:5、82:3、146:9) ・預言書(イザヤ1:23、10:2、エレミヤ7:6、22:3、ゼカリヤ7:10、マラキ3:5) ・福音書(マタイ25:34−45) ・パウロ書簡(ローマ15:26、ガラテヤ2:10、ヤコブ1:27、2:2−7) に同様の記述があることがわかります(スタディー・バイブル NIV      Study Bible  による列挙) 。今日も、私たちは国内外で同様の立場にある人たちに、神様の愛と憐れみが届くよう祈りささげることに召されています。教会の緊急支援献金が、必要な場所に迅速に確実に届きますように。 祈り:神様、私たちと同じように生まれた方々が、今大変な困難を覚えておられます。その方々を覚えて熱く祈ることができますように。私たちを、気前よくささげ助けの手を差し伸べる隣人としてください。主のみこころが地上でなされるために用いてください。アーメン 来週はウクライナのための祈りも掲載します。

出エジプト記21

「目には目を、歯には歯を、手には手を、足には足を、」出エジプト記21:24 国際関係でも個人同士でも、やられたらそれ以上にやり返したくなるのが人間です。言われた以上に陰で悪口を言う人は多いです。国同士の報復がエスカレートするのも歴史上たびたびです。 聖書では復讐を勧めているのでしょうか?いいえ。これ以上の償いを求めてはならないという、裁判での限度を定めています。そこには「ゆるし」が要求されます。憎しみを握るのは簡単ですが、ゆるし手放すのは難しいことです。それは、自分も神に赦されたという事実を味わうことで可能になります。そして、ゆるし手放すのは相手のためでなく、苦い思いから自分が解放されるためです。(参照 マタイ5:38〜42) 祈り:神様、主の祈りの一節 「我らに罪を犯した者を 我らが許すごとく 我らの罪をもゆるしたまえ」 を今一度祈ります。十字架によってあなたが私を赦して下さったように、____のことで____さんを私もゆるします。私の内にある苦い思い(怒り、憎しみ、恨み、批判…)から私を解放してください。世界中にある憎しみや問題に、キリストの力による赦しと解決の希望がもたらされますように。アーメン 来週はウクライナのための祈りを掲載します。

出エジプト記20

「それでモーセは民に言った。『恐れることはありません。神が来られたのは、あなたがたを試みるためです。これは、あなたがたが罪に陥らないよう、神への恐れがあなたがたに生じるためです。』」出エジプト記20:20 神様は良い方です。恐怖や罰で私たちを支配しようとはなさいません。「試み」たのは私たちが健全な神観を持つためでした。学校の定期テストは私たちを苦しめるためではなく、学びを振り返り定着させるためです。神様も同じように、私たちが罪を犯さないよう、神の存在を確信できるようにしてくださいます。 試練は神様が信仰の次のステップに引き上げられる入口です。そして、試練は神様を最も近く感じる時でもあります。 祈り:神様、あなたが私たちを愛し、守ろうとしておられることを感謝します。試練の中でも、人生の次の章が開かれるのを待つことができますように。病気、家族との別れ、失業、不合格、戦争や災害の中にある_____さん、____さん、…そして私自身が、あなたと共に人生のより良い章を見出せますように。忍耐と信仰と期待を与えてください。 「信仰によって、アブラハムは相続財産として受け取るべき地に出て行くようにと召しを受けたときに、それに従い、どこに行くのかを知らずに出て行きました。」(ヘブル11:8)アーメン 今日(2022.3.11)は東日本大震災から11年。まだ悲しみと困難の途上にある方々を忘れず、祈りに覚えたいと願います。

出エジプト記19

「『今、もしあなたがたが確かにわたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るなら、あなたがたはあらゆる民族の中にあって、わたしの宝となる。全世界はわたしのものであるから。 あなたがたは、わたしにとって祭司の王国、聖なる国民となる。』」出エジプト記19:5〜6 主はイスラエルの民を「宝」「祭司」「聖なる国民」としようと言われました。しかも荒野で。 新約時代に生きるクリスチャンも、主は同じように「選ばれた種族」「王である祭司」「聖なる国民」「神の民」と呼ばれます。たとえ人生の荒野にいても。 そしてそれは、神様の素晴らしさを宣べ伝えるためなのです。 祈り:  Ⅰペテロ2:9「しかし、あなたがたは選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の民とされた民です。それは、あなたがたを闇の中から、ご自分の驚くべき光の中に召してくださった方の栄誉を、あなたがたが告げ知らせるためです。」  神様、この特権を感謝して受けとります。今日、あなたが光の中に招いて救ってくださったことを改めて思い巡らします。________ さん、_______さんが、救いの素晴らしさに気づき、キリストを主と告白できますように。アーメン

出エジプト記18

「『もし、あなたがこのことを行い、神があなたにそのように命じるなら、あなたも立ち続けることができ、この民もみな、平安のうちに自分のところに帰ることができるでしょう』」出エジプト記18:23 民の争いを全部裁いていたモーセに、しゅうとイテロが忠告します。「疲れ果ててします」「荷が重すぎる」と。彼がするべき本当に大切なことができなくなってしまう恐れがありました。見回せば、「神を恐れる、力のある、誠実な」人たちを、神様が備えておられました。 奉仕も、家事も、ミニストリーも、仕事も、ほとんどがよいことです。でも、優先するようにと神様が語っておられること以外は、協力をお願いしたり後まわしにしたりするという方法もあります。 祈り: 神様、今日私に願っておられる働きは何でしょうか。それらを大切に、心をこめてできるように助けてください。自分の功績のために何かに執着することがありませんように。今日も神の栄光を求めることができるよう助けてください。 他の人の賜物や力を尊敬し、共に喜ぶことができますように。アーメン

出エジプト記17

「モーセの手が重くなると、彼らは石を取り、それをモーセの足もとに置いた。モーセはその上に腰掛け、アロンとフルは、一人はこちらから、一人はあちらから、モーセの手を支えた。それで彼の両手は日が沈むまで、しっかり上げられていた。」出エジプト記17:12 モーセは神に信頼し従った素晴らしいリーダーでした。そんな彼も生身の人間でした。立ちっぱなしでは疲れ、上げた手は重くなります。アロンとフルの協力、ヨシュアたちの存在があって、難局を共に通り抜けられたのでした。 教会の各部門のリーダーも、共に担う人の存在と協力があってこそ支えられています。私たちがキリストのからだとして祈り合い、建て上げ合うことは主のみこころです。教会のその姿は、この世に対してもあかしとなっていきます。 祈り:神様、弱い者の集まりに見える教会を、主がいつも愛してくださることを感謝します。特に、____に携わるリーダーの____さんを覚えます。主の知恵とねぎらいがありますように。私も感謝を表せますように。主の愛が教会から地域、世界に流れていきますように。アーメン

出エジプト記16

「『心せよ。主があなたがたに安息を与えたのだ。そのため、六日目には二日分のパンをあなたがたに与えている。七日目には、それぞれ自分のところにとどまれ。だれも自分のところから出てはならない。』」出エジプト記16:29 「忙しすぎて、休みがとれない」...長期的にそう感じたら、そのライフスタイルは主のみこころなのか、立ち止まって点検する必要があると思います。私も長い間、忙しい生活を続けていました。そうして燃え尽きた時、主が望まれる以上のことを自分でこなそうとしていたと気づきました。 休むには、私たちの必要は主が備えて与えてくださるという信仰がいります。 イスラエル人も長い奴隷生活で働き続ける習慣がしみついていました。しかし荒野で、7日ごとに安息する習慣を少しずつ学んでいきました。私たちも、少しずつ学んでいけますね! 祈り:神様、あなたがすべての備え主であることを感謝します。誠意を持ち、ベストを尽くして働きます。同時に、あなたが「しなさい」と言われることと「今はしなくてよい」と言われることを知ることができますように。立ち止まり、あなたの声を聞く霊の耳を与えてください。    「主が家を建てるのでなければ、     建てる者の働きはむなしい。     主が町を守るのでなければ、     守る者の見張りはむなしい。     あなたがたが早く起きるのも、 おそく休むのも、     辛苦の糧を食べるのも、それはむなしい。     主はその愛する者には、眠っている間 に、     このように備えてくださる。」     (詩篇127:1~2、新改訳第三版)

出エジプト記15

「あなたが贖われたこの民を、 あなたは恵みをもって導き、 御力をもって、 あなたの聖なる住まいに伴われた。」出エジプト記15:13 こう言って、民はモーセと共に主をほめたたえました。紅海を渡り、追っ手から解放されて喜びました。しかし、しばらくすると「水がない」と不平を言います(23節〜)。民の気持ちはこの後もアップダウンの繰り返しです。 主の素晴らしさを忘れてしまったのでしょうか。いいえ、覚えていたと思います。しかし、旅の疲れ、空腹や渇き、先行きの見えない不安といった目先のものが、主への信頼よりも頭の中を占めてしまったのでしょう。 私たちはどうでしょう。目の前で起こるハプニングや問題が神様への信頼より大きくなり、イスラエルの民のようにつぶやいたり、アップダウンを繰り返したりしているなら、今日みことばの約束を宣言し合いたいです。 祈り:神様、みことばの約束をありがとうございます。些細なことでも混乱し、つぶやいてしまう私を許してください。震災で避難を余儀なくされたクリスチャンたちが、避難先でも礼拝と祈りを持ちました。戦火の中礼拝を続けている人たちもいます。私自身も主にあって修羅場に強い信仰者とならせてください。アーメン

出エジプト記14

「『主があなたがたのために戦われるのだ。あなたがたは、ただ黙っていなさい。』」出エジプト記14:14 恐れて不平をぶちまける民に、モーセは主が戦って助けてくださるのだと宣言します。不信仰の言葉を出さず「黙っていなさい」と、しかし何もしないのではなく「前進するように(15節)」とも。 家庭や仕事でうまくいかないこと、地域や世界の争い、時にはクリスチャン同士でも考え方の違いで、一体どうしたら良いのかとわからなくなることがあります。不平や陰口を言うのは簡単ですが、それだけで事態が良くなることはありません。 「恐れず、しっかり立って、今日あなたがたのために行われる主の救いを見なさい」(13節) 横を向いておしゃべりしていては、見ることはできません。恐れずに立ち、主の方をまっすぐ見上げ、快適な場所から一歩を踏み出す勇気をいただきましょう。また、信仰の一歩を踏み出した兄姉のためにも祈って応援しましょう。 祈り:神様、あなたが私の助け主、救い主であることを感謝します。不安の中で、主にあって恐れずまっすぐ立つことができますように。信仰の一歩を踏み出せますように。爆撃や迫害の中にある多くのクリスチャンが、今週も礼拝を守りました。彼らを主が守り、助け出してください。私たちにも、大胆で勇気ある信仰を与えてください。あなたのみこころに従い、私も今日コンフォートゾーン(快適な場所)から一歩を踏み出します。アーメン

出エジプト記13

「後になって、あなたの息子があなたに『これは、どういうことですか』と尋ねるときは、こう言いなさい。『主が力強い御手によって、私たちを奴隷の家、エジプトから導き出された。』」出エジプト記13:14 主の「力強い御手で」と4回も出てきます。いけにえをささげる儀式は、たしかに主がなさったということを忘れないため、そして、次世代の子どもたちにも主が何をなさったかを伝えるためです。 私たちが毎週礼拝に行くのも、クリスマスやイースターをお祝いするのも、神の恵みを忘れず思い起こすため、そしてそのことに感謝するためです。同時に、次世代にあかしをし、信仰を伝えていくために神様が与えてくださった機会です。 教会によっては、イースターの40日前(「灰の水曜日」)から当日まで、キリストの十字架への苦難を覚え、静まり過ごす「レント」という期間を大切にしています。私たちも、礼拝や教会暦を次世代への信仰を伝える機会とできますように。 祈り:主が私たちにしてくださった救いの恵み、日々の養いと導きの恵みを感謝します。礼拝ごと、集会ごとに、私の人生を導いてくださった主の力強い御手を思い起こせますように。次世代に信仰を継承できるよう、私たちの心を整え燃やしてください。機会を用いて案内し、誘い、あかしすることができますように。アーメン

出エジプト記12

「主はエジプトを打つために行き巡られる。しかし、鴨居と二本の門柱にある血を見たら、主はその戸口を過ぎ越して、滅ぼす者があなたがたの家に入って打つことのないようにされる。」出エジプト記12:22 傷のない子羊の血が、救いの目印でした。キリストの十字架の予表(影、前ぶれ)です。子羊を自分の手でほふり、死を見届けた時に、人々は犠牲と身代わりの意味をよく理解したでしょう。店で赤ペンキを買って塗ったのとはわけが違います。 私たちにとっても、キリストの十字架は過去の出来事や記録にとどまりません。私がキリストを十字架につけたのだということ、自分の罪の身代わりが十字架の死だったという意味をかみしめ、救われ解放された喜びを確認しあいましょう。 祈り:神様、ひとり子イエス・キリストが私の罪のために身代わりとなって十字架で血を流して死んでくださったことを感謝します。主にあって愛する兄姉のためにもキリストは死なれました。命をかけるほどに愛された人たちを、私もいっそう愛することができますように。 また____さん、____さんが、一日も早くこの十字架の恵みを受け取れますように。アーメン

出エジプト記11

「主は、エジプトがこの民に好意を持つようにされた。モーセその人も、エジプトの地でファラオの家臣と民にたいへん尊敬された。」出エジプト記11:3 脱出を交渉しているエジプトの地で、モーセは現地の人々から好感を持たれました。ファラオとの交渉は難航していましたが、彼の主にある人格や信仰を人々は見ていたと思われます。 たとえ口べたでも、主の選びに従順に従い、ファラオと繰り返し忍耐強く交渉するモーセの姿。 私たちも地の塩、世の光として召されています。たとえ才能や能力がなくても、結果が思うように出なくても、その過程にある私たちの信仰の姿勢そのものを主は喜んでくださいます。そして、思いがけないところで、その信仰をあかしとして用いてくださいます。 祈り:神様、____がうまくいかず、気がかりです。でも、あなたに信頼し、あなたが私に望まれることを行っていきたいです。モーセのような忍耐と謙遜な心を与えてください。今日もみこころを歩めますように。アーメン

出エジプト記10

「モーセはエジプトの地の上に杖を伸ばした。主は終日終夜、その地の上に東風を吹かせた。朝になると東風がいなごの大群を運んで来た。」出エジプト記10:13 昨年、中東からアフリカにバッタの大群による被害が起こった時、この記事を思い出しました(もちろん、昨年のはイスラエルの脱出のためではありませんでしたが)。 主はご自身が創造された風や生き物を支配され、みこころのために用いることがおできになる方です。どんなに技術が発達しても、人間は大自然の前に無力です。また、人の心を造り変えることもできません。 けれども、私たちは主の御名を呼び求め祈ることができます。主ご自身が私たちの祈りに耳を傾けてくださるのです。世界のことも、そして私たちの人間関係も。 祈り:神様、自然も人の心も、私たちには造り変えることができません。どうか私たちをあわれみ、祈りを聞いてください。国々のリーダーの心を変えてください。また、私が今心にかかっている____さんとの人間関係に介入して助けてください。あなたには不可能はないことを宣言します。 あなたが与えてくださる平安な一日の価値を、私自身が、また一人でも多くの人たちが、感謝し味わうことができますように。アーメン