I列王記13

「一人の神の人が、主の命令によってユダからベテルにやって来た。ちょうどそのとき、ヤロブアムは香をたくために祭壇のそばに立っていた。」I列王記13:1

名もない、しかし主に忠実な預言者が、主の命令で北王国に遣わされました。勝手な偶像礼拝をするヤロブアム王を戒め、主の命じた通りに南王国に戻ろうとします。
ところが、元預言者だった人の言葉にだまされ、その結果ライオンに殺されてしまったのでした。

忠実な預言者がこんな最期を遂げたとは、何とも気の毒です。でも、彼の死は、神の裁きの厳粛さと警告を、信仰から外れた北王国の人々に発したことでしょう。

日本でも、多くのクリスチャンが迫害を受けました。江戸時代も、大戦中も。善良な人々の殉教は、信仰者だけでなく社会や歴史にインパクトを与えました。

「死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与える(黙示録2:10)」に望みを置くクリスチャンたちのために祈ります。

祈り:神様、今週も自由に礼拝を守ることができました。この恵みを感謝します。世界の迫害の中で信仰を守る私たちの霊の兄弟姉妹を、今日も励まし勇気づけてください。
教会の中にも、家族のうち一人で信仰を守る方々、職場や学校のプレッシャーを覚える方たちがおられます。あなたが特別に励まし、今の辛い状況を豊かなあかしの場と変えてください。アーメン