Ⅱサムエル9

「ダビデは言った。『サウルの家の者で、まだ生き残っている人はいないか。私はヨナタンのゆえに、その人に真実を尽くしたい。』」Ⅱサムエル9:1

サウルはダビデをさんざんな目に合わせましたが、息子ヨナタンはダビデのよき理解者、親友でした。その息子で足の不自由なメフィボシェテが見いだされ、ダビデは王の食卓につくように手配します。

ダビデのこの態度は神様の恵みを思い起こさせます。無力な私たちが、神の恵みにより見つけられ、救いの中に入れられたのです。

また、ダビデがヨナタンの真実な友情を忘れなかったことは、私たちが神の恵みを忘れないようにと教えてくれます。
さらに、神様が送ってくれた人々への感謝を忘れないようにとも教えられます。福音を伝えてくれた先輩のクリスチャン、洗礼に導いてくれた教会のリーダーや牧師・宣教師、成長を助け支えてくれた兄弟姉妹・・・。たとえ欠けだらけの人であっても、主は不完全な人を用いて恵みを与え、私たちの歩みを守ってくださったのです。

祈り:神様、私の信仰の歩みをこれまで導き、助けてくださった____師、____さんの存在を感謝します。私から批判する心や欠点ばかり見る傾向を取り去ってください。あなたが地上でご計画を進めるために、弱い者を選び用いられることを覚えます。私自身も滅びても仕方のない者でした。恵みに感謝します。恵みを忘れず日々感謝できますように。アーメン