Ⅱサムエル15

「アブサロムは、さばきのために王のところにやって来る、すべてのイスラエルの人にこのようにした。アブサロムはイスラエルの人々の心を盗んだ。」Ⅱサムエル15:6

ダビデは息子アブサロムの反逆のため、命がけで苦労することになりました。私たちも、家族の中で反抗があると心痛みます。一番仲良くわかりあえるはずの肉親と心が通じ合う日を祈るばかりです。

一方で、アブサロムは「人々の心を盗んだ」と記されています。
私たち自身もよく見張っていないと「心を盗まれ」てしまう恐れがあります。それは家族の分裂、国の分裂だけでなく教会の分裂、クリスチャンの分裂を引き起こしかねません。小さな教理や習慣の違いをサタンは過度に大きく見せ、寛容になれないようにします。
しかし、主イエス・キリストの十字架のあがないと復活を信じることこそ、私たちが最も重視し大切にしなければならないことです。
うっかり「心を盗まれ」ないよう、主の十字架、福音の恵みから目を離さない者でありますように。

祈り:神様、あなたがくださった恵みを日々味わい、信仰の武具(エペソ6章)を身に付け、心を盗まれず堅く立てますように。また、今子どもや兄弟が反抗し、心痛めている___さん、____さんに励ましと希望が与えられますように。

「キリストのうちに根ざし、建てられ、教えられたとおり信仰を堅くし、あふれるばかりに感謝しなさい(コロサイ2:7)。」
「堅く信仰に立って、この悪魔に対抗しなさい(1ぺテロ5:9)。」 アーメン