I列王記8

「こうして、ついに地上のあらゆる民が、主こそ神であり、ほかに神はいないことを知るに至りますように。」I列王記8:60

ソロモン王が神殿奉献式で祈った祈りの最後、民を祝福した部分です。
政治家は国民に向かって素晴らしい演説をします。
しかし、ソロモンは主に向かって真心からの祈りをし、民を祝福する祈りで閉じました。

その内容は、イエス様が「地の果てにまで福音を宣べ伝えなさい」と言われたのを連想させます。
ソロモンの祈りの言葉は、そのまま私たちの祈りにもなります。

祈り:
イスラエルの神、主よ。上は天、下は地にも、あなたのような神はほかにありません。あなたは、心を尽くして御前に歩むあなたのしもべたちに対し、契約と恵みを守られる方です。(23節)

実に、天も、天の天も、あなたをお入れすることはできません。(27節)

どのようなわざわい、どのような病気であっても、 だれでも自分の心の痛みを知って
祈るなら、どのような祈り、どのような願いであっても、あなたご自身が、御座が据えられた場所である天で聞いて、赦し、また、かなえてください。(38~39節)

一人ひとりに、そのすべての生き方にしたがって報いてください。あなたはその心をご存じです。そうして、私たちが生き続ける間、いつもあなたを恐れるようにしてください。(39~40節)

こうして、ついに地上のあらゆる民が、主こそ神であり、ほかに神はいないことを知るに至りますように。(60節)アーメン