ホセア9

「エフライムの見張りは、私の神とともにいる。 しかし預言者には、すべての道に罠が仕掛けられ、 彼の神の家には憎しみがある。」ホセア9:8

別の聖書訳には、「預言者はエフライムの見張りとして、私の神とともにいる。 しかしすべての道に罠が仕掛けられ、 彼の神の家には憎しみがある」としているものもあります(NIVなど)。

いずれにしても、ホセアのような預言者がイスラエルの国に敵視され、憎まれるということがわかります。
目先の判断で強国に頼り、滅びの運命を自ら選ぼうとする人々の耳には、預言者のことばが煩わしいものとしてしか聞こえません。

フィリップ・ヤンシーの自伝(「光の注がれた場所」)を読みました。お兄さんは反発し、実母と断絶します。関係を修復しようとする著者の努力はなかなか実を結びません。要因の一つは、両者とも自分が悪くないと思い、互いに傷ついていることでした。
自分が正しいと思うとき、私たちも自分が思うよりずっと頑固になるのかもしれません。聖霊が気づきを与え、柔らかい砕かれた心にしてくださいますように。 

祈り:神様、私は_______のことがなかなかゆるせません(わだかまりがあります、批判的になります、不条理だと思います)。でも、そのことをあなたの前に起きます。私に柔らかい心を与えてください。頑固な民のようではなく、へりくだって悔い改め、あなたに聴く霊の耳を開いてください。アーメン