ホセア7

「エフライムは愚かな鳩のようで、良識がない。 エジプトを呼び求め、アッシリアに飛んで行く。」ホセア7:11 

初代ローマ皇帝アウグストゥスの別荘が最近発掘されたそうです。クリスマスの記事「そのころ、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストゥスから出た(ルカ2:1)」の人物です。

悪名高いヘロデ王は地方を治めましたが、アウグストゥスはそれよりも上位の、ローマ帝国全体の支配者でした。
それほど権力があった人の建物でさえ、ベスピオ火山の噴火で埋もれてしまい、21世紀になってやっと掘り起こされるという有り様です。

この章では「エフライム」=旧約のイスラエルの民が、主なる神よりも強い国に頼ろうとしたことを戒めています。

私たちは、つい見える人のことばに頼り、影響されてしまいます。しかし、それが主のみ思いを反映しているかと、一呼吸置いて考えてみましょう。

「からだを殺しても、たましいを殺せない者たちを恐れてはいけません。むしろ、たましいもからだもゲヘナで滅ぼすことができる方を恐れなさい。(マタイ10:28)」

祈り:神様、人は有限です。しかし、あなたは時代を越えて存在され、力ある方です。その方が私を愛し、かけがえのない存在として今日も扱ってくださる特権に感謝します。みことばにますます信頼できますように。アーメン