ヨエル1

「嚙みいなごが残した物は、いなごが食い、 いなごが残した物は、バッタが食い、 バッタが残した物は、その若虫が食った。」ヨエル1:4

ヨエル書は、その年代や当時の王が誰かははっきりとわかりません。ただ、1章を読むといなごやバッタのひどい害が出ていたことがわかります。すべてが食いつくされ、ひどい飢饉に陥ることが明らかでした。

数年前にアフリカから中東にかけていなごが大発生し、農作物に大きな被害が出ました。ヨエル書の時代も今も、人間は自然災害の前に無力であることを思いました。

もちろん、自然災害のすべてが主のさばきだというわけではありません。被害にあい困窮する人々に、主はあわれみ深くあられます。私たちも助けが届くようにと切に祈り、ささげます。教会の宣教献金は、こうした所に届くようにと送られています。

今喜んでいますか?それとも、思いがけない試練の中にいますか?喜びを通しても、困難を通しても、私たちが主を見上げること、それが主が最も願われることです。
手を休め、今ほんの少しの時間でも主を見上げて共に祈りましょう。

祈り:神様、私の焦る心や思い煩いを横に置き、今あなたを見上げます。明日のことさえ正確に予測できない私たちです。しかし、主を見上げる者にはあなたは恵み深くあられます。どうか周りに八つ当たりせず、パニックにならず、まずあなたに祈る者とならせてください。アーメン