ホセア3

「その後で、イスラエルの子らは帰って来て、自分たちの神である主と、自分たちの王ダビデを尋ね求める。そして終わりの日には、主とそのすばらしさにおののく。」ホセア3:5


ホセアが再び妻を買い戻す姿は、4節の
「これは、イスラエルの子らが、これから長く、王もなく、首長もなく、いけにえも石の柱もないところに、エポデもテラフィムもないところにとどまる」ことを示したものでした。
この通りに、イスラエルの民は捕囚により大切な故郷や所有物を失いました。
しかし同時に、偶像や悪い習慣も手放すことになりました。そして回復を経験したのです。

私たちにとっても、痛みを伴う別離は、同時に大切なものを取り戻す機会でもあります。ちょうど濁った水が澄むように、霊の曇りが取り除かれ、主をまっすぐ見上げる時が与えられます。

今まで握りしめていたことは何でしょう。周りの人に忖度し、遠慮し、信仰がポケットの奥に丸めて入っているなら、涙の経験は神の恵みを全身全霊で味わう、素晴らしいプロセスに変えられ得ます。

祈り:神様、あなた以外のものに絡み取られそうな、弱い私を助けてください。手放す信仰を与えてください。最近環境が変わった人、体調を崩した人、人生の転機を迎えた人を覚えます。主が私を、___さんを、___さんを、どこまでも愛してくださることに感謝します。アーメン



偶像や罪深い習慣からも自由になり、やがて主を求める民として帰還する、という