ダニエル7

「しかしそれは『年を経た方』が来られるまでのことであり、いと高き方の聖徒たちのためにさばきが行われ、聖徒たちが国を受け継ぐ時期が来た。」ダニエル7:22

7章は5~6章より前のことです。ダニエルは夢と幻を見ました。不気味な獣や象徴的な表現が出てきます。これから起こることの預言だとわかりますが、具体的にどれが何を指すかは、学者の間でも諸説あるようです。

今日も○○の国だとか、反キリストは□□のことを指すとか、さまざまな論が飛び交います。時には意見の相違でつまずく人もあります。

議論は悪いことではありませんが、信仰者が教団教派を越えて一致するには、聖書の明らかなメッセージでは一致し、そこからぶれないことだと思います。

この章では、最終的に主を信じる者(聖徒たち)のためにさばきが行われ、彼らが国を受け継ぐと書かれています。
また、イエス・キリストが救い主として地上に来られ、十字架で私たちの罪のあがないがなされ、信じる人には永遠のいのちが与えられることもわかります。

ダニエルも「私ダニエルは、いろいろと思い巡らして動揺し、顔色が変わった。しかし、私はこのことを心にとどめた(28節)」と述べています。今わからなくても、真実な愛の神様は良い方であることに信頼しましょう。

祈り:神様、私は難しいことはよくわかりません。でも、いつもあなたの十字架の愛とみことばの約束に立ちたいと願っています。みことばを思い巡らしつつ、私たち信仰者に与えられる恵みの約束に希望を置いて今日も過ごせますように。アーメン