ダニエル11

「彼に代わって、一人の卑劣な者が起こる。彼には国の権威は与えられないが、不意にやって来て、巧みなことばを使って国を奪い取る。」ダニエル11:21

ダニエルはこれから起こることを示されました。
近未来では、ペルシアからキリストの誕生の前までの国々の栄枯盛衰に関するものでした。さらに、終わりの時代に起こることも暗示しています。

「一人の卑劣な者」はアンティオコス・エピファネス(4世)で、紀元前2世紀のセレウコス朝シリアの王で、ユダヤを支配におさめた時にこの預言が実現しました。
歴史が聖書の預言どおりに動いたことから、聖書が真実だと信じることができます。

やがて起こる反キリストは、彼のような者だとも言われます。

誰が反キリストか、とか、どの国が何を示す、とか、私たちの想像は諸説別れるでしょう。
しかし、聖書の指し示すイエス・キリストが救い主であり、彼に信頼する人は失望することがなく、永遠のいのちを与えられるということは確かです。ゆるがない約束に感謝します。

祈り:神様、聖書が真実であることを再確認しました。聖書に書いてある約束をもっと知り、あなたに全く信頼する者となりたいです。難しく感じる部分は聖霊の光に便りながら読むことができますように。アーメン