エゼキエル7

「王は喪に服し、君主は恐怖に包まれ、 民衆の手はわななく。 わたしが、彼らの行いにしたがって彼らに報い、 彼らのやり方にしたがって彼らをさばくとき、 彼らは、わたしが主であることを知る。」エゼキエル7:27

この章を読むと、神のさばきが無意味にではなく、人の生き方や態度にしたがってくだされるとわかります。神を神ともしない自己中心、自分勝手に弱者を虐げ、偶像礼拝に陥る生活が、さばきの根拠だというのです。
これだけの悪行なら、誰もが納得するでしょう。

しかし、もし私たちが無自覚に行っていることが、偶像礼拝や弱者への虐げとなっていたらどうでしょう。私たちの生活スタイルが、遠く離れた貧しい国の人々を圧迫していることもありえます。
信仰者として、日々の小さな歩みや判断にも、神の知恵を求めていきたいものです。そして、日々の一歩が将来の自分の生き方につながることも事実です。

祈り:神様、今日の歩みを導いてください。判断するとき、決めるとき、答えるとき、小さなことにもあなたの知恵と導きをいただけるよう、なるべく多くの瞬間を祈り心で過ごせるよう、どうか助けてください。国内外の虐げられている人々に、あなたのあわれみと希望が届き、必要の満たしがありますように。アーメン