エゼキエル14

「あなたがたは、彼らの生き方と行いとを見て慰められる。このとき、あなたがたは、わたしがそこでしたすべてのことは、理由もなくしたのではないことを知る──神である主のことば。」エゼキエル14:23

すべてが失われたように思えても、逃れの者がいました。そして、その生き方と行いは慰めとなると言うのです。なんという希望でしょうか。

「空の巣症候群」という言葉があります。主には子育てが終わって子どもが自立した後に感じる空虚感を指します。しかし、それだけでなく、介護、仕事、PTA、ボランティア、学びなど、自分自身が打ち込んで来たものがなくなる時に、あれっと思うような寂しさ、むなしさを感じる私たちです。

心の空っぽを埋めてくださるのは、主ご自身と主が与えてくださる恵みです。それはみことばはもちろん、信仰の友やなにげない日常の事柄を通してかもしれません。自分が無価値で無用だと思わせるのは、サタンの罠です。主が与えてくださる新しい希望と召しを胸弾ませて受け取りたいですね。

祈り:神様、退職や家族状況の変化、加齢などで、自分の役割が終わったかのような錯覚に陥ります。でも、あなたはたとえ私が寝たきりになっても地上の使命を与え続けてくださる方です。
寂しさの中を通っている___さん、___さんに深い喜びを与えてください。主が語りかける新しい使命に胸踊らせることができますよう、上からの励ましが格別にありますように。アーメン