エゼキエル15

「人の子よ。ぶどうの木は森の木立の中にあって、ほかの木より枝がどれだけすぐれているのか。」エゼキエル15:2

イスラエルの人々がぶどうの木にたとえられています。が、ここでのぶどうの木はイエス様のたとえ話の「主はぶどうの木、あなたがたは枝でよい実を結ぶ」とは異なります。

同じ木ですが、よい実ではなく悪い実を成らせ続けたぶどうの木です。神様を仰ぎ見ず、反逆を続けた人々の罪を指しています。
だから、焼かれて何の役にも立たないと叱責されているのです。

イザヤ、エレミヤといった預言者たちが罪を指摘しましたが、人々は耳を貸さず、不信仰を重ねてきました。

私たちの結ぶ実は、よいぶどうの実でしょうか。不信仰や疑い、恐れの実がなりかけているなら、若いうちに摘み取りましょう。余計な枝が張りすぎて実に栄養がいかないなら、剪定しましょう。

祈り:神様、悪い実をならせることがないよう、私の心も口もお守りください。また、あれこれと枝が張りすぎ、心が分かれて集中できないなら、すっきり剪定することができますように。今日からの残りの人生を、あなたが私にしてほしいと望まれることに集中できますように。アーメン