エゼキエル13

「実に彼らは、平安がないのに「平安」と言って、わたしの民を惑わし、壁を築くとすぐ、それに漆喰で上塗りをしてしまう。」エゼキエル13:10

教会1階のお風呂場は、経年劣化で壁がずいぶん剥がれてきています。自分達で何とかできないかと話し合った時、一瞬「漆喰を塗ってはどうか」と思いました。しかし漆喰は耐水性がないので向かない、とのことでした。

偽預言者たちは、さばきが迫っているのを覆い隠そうとしました。それはまるで、深刻な状況に漆喰を上塗りするような言動でした。豪雨が降るとはがれてしまう、つまり真実は隠しきれないにもかかわらず、でした。

イスラエルの状況だけでなく、私たちの心も同様かもしれません。主に喜ばれない動機や罪深い反応を、見せかけの親切や行動で覆い隠していないでしょうか。
神の前に思いのすべてを差し出し、取り扱っていただいたなら、それはよく整えられた下地であり、どんな塗料を塗るにも美しく丈夫に仕上がる状態です。

祈り:神様、はりぼての偽善ではなく、私の心の奥底を探り、私を悔い改めとあなたへの明け渡しへと導いてください。日々カビや水垢のようにつく罪をきよめ、揺るぎない心と平安を私の内に造ってください。アーメン