エゼキエル3

「さあ、捕囚になっているあなたの民のところへ行き、彼らに告げよ。彼らが聞いても、聞かなくても、『神である主はこう言われる』と彼らに言え。」エゼキエル3:11

エゼキエルは外国人に遣わされたのではなく、同胞に向けて預言を語るように遣わされました。
「あなたは、難しい外国語を話す民にではなく、イスラエルの家に遣わされるのだ。」(5節)

同じ言葉を話し、同じ文化を持つ人々に遣わされたとしても、その働きは困難でした。なぜでしょうか。それは、人々が主の言うことを聞こうとしなかったからでした。「イスラエルの全家は額が硬く、心が頑な(7節)」でした。

私たちも、親しい人、近い人へのあかしがより難しく感じられることがあります。配慮とタイミングは大切ですが、主のことばを曲げることがないように、と教えられます。そして、今の日本に限らず、偉大な預言者たちも同じ苦労をしていたことに、少しほっとし、励まされます。


祈り:神様、あなたのことば、聖書に書かれていることを、都合よくねじ曲げることがないように守ってください。主に喜ばれることとそうでないこととを見分け、聖書に従う筋の通った生き方があかしとなるよう、助けてください。アーメン