エレミヤ52

「ユダの王エホヤキンが捕らえ移されて三十七年目の第十二の月の091二十五日、バビロンの王エビル・メロダクは、即位した年のうちにユダの王エホヤキンを呼び戻して、獄屋から出し、 優しいことばをかけ、バビロンで彼とともにいた王たちの位よりも、彼の位を高くした。」エレミヤ52:31~32

反逆したゼデキヤ王は、ひどい姿でバビロンに連れ去られ、一生投獄されました。
一方エホヤキン王は、37年たって思いがけなく牢屋から出され、バビロン王に丁重に扱われ、生活費も一生支給されるという扱いを受けました。

エホヤキン王は、ゼデキヤ王と同じ扱いを受けても文句が言えない立場でした。しかし、そこから救い出されました。ただ王の心により、でした。
私たちも、元々は自分の罪のために滅び、罰せられても文句の言えない立場でした。しかし神のあわれみによって、そこから救い出されました。ただ神の恵みによります。

イスラエルの王とは時代も境遇も違いますが、救いの恵みを受け、神の子とされたことは王たち以上に大きなことです。

祈り:神様、エレミヤ書を読みました。悲しみながらも神のことばを曲げなかったエレミヤのように、私たちもみことばをまっすぐ信じ伝えることができますように。
また、あなたの恵みによって救われたことを感謝します。この恵みの大きさをますます味わい理解できますように。

「しかし、あわれみ豊かな神は、私たちを愛してくださったその大きな愛のゆえに、背きの中に死んでいた私たちを、キリストとともに生かしてくださいました。あなたがたが救われたのは恵みによるのです。(エペソ2:4~5)」

アーメン