Ⅱ歴代誌29

「というのも、私たちの先祖は信頼を裏切り、私たちの神、主の目に悪であることを行い、この方を捨て去り、主の御住まいから顔を背けて背を向けたからです。」Ⅱ歴代誌29:6

ヒゼキヤ王の登場にほっとする章です。彼の治世には信仰の姿勢が正され、多くのよい改革が行われました。

礼拝者が非常に多くのささげ物をしたので、
「ただ、祭司たちが少なかったので、すべての全焼のささげ物の皮を剝ぎ尽くすことができなかった。そこで、彼らの兄弟に当たるレビ人が、その役目を終えるまで、またほかの祭司たちが身を聖別するまで助けた。レビ人は、祭司たちよりも直ぐな心をもって、身を聖別したのである(34節)」
という嬉しい悲鳴と、レビ人が祭司を助ける麗しい様子も書かれています。

ヒゼキヤ王の改革の原点は「先祖は(主の)信頼を裏切」った、「主の目に悪であることを行い、この方を捨て去り...」という罪への気づきでした。

私たちに罪を気づかせてくださるのは聖霊様の働きです。自分では正しいと思っていても、間違えていることはあります。へりくだり、主の前に静まり聴くことができますように。

祈り:神様、私に砕かれた柔らかい心を与えてください。気づきを与えてください。そして、気づかないで犯した罪、喜ばれない発言、愛のない態度をゆるしてください。キリストが十字架の愛で愛し赦してくださったことに感謝します。へりくだる心、仕える心、ゆるし合う心を持てるよう、聖霊様が豊かにあわれみ、導いてください。アーメン