ヨシュア8

「翌朝ヨシュアは早く起きて、兵を召集し、イスラエルの長老たちとともに、兵の先頭に立ってアイに上って行った。」ヨシュア8:10

正直なところ、旧約聖書に限らず戦争の記事を読むと辛い気持ちになります。平和を得るための考え方は、国や文化によって違います(自らで勝ち取らなければ、誰も守ってくれない、という国も多くあります)。
主なる神様は、決して好戦的な方ではありません。
「あなたが、ある町を攻略しようとしてその町に近づいたときには、まず降伏を勧めなさい(申命記20:10)」
と命じられています。
それでも、時には、ある町の偶像礼拝や堕落に対して、主はイスラエルを用いてさばかれた、ということがわかります。

もし自分だけの利益を求める王なら、最前線には新米の兵士を置きます。しかし、ここでヨシュアとイスラエルの長老は、兵の先頭に立ちました。自らが最も危険な場所に立ったので、利己的な思いからの戦いでなかったことがわかります。

それでも、ある聖書の箇所がよく理解できない時には「神様、よくわかりません」とそのまま祈る私たちでよいのだと思います。正直な私たちの思いを、主はさげすまれません。

祈り:神様、聖書にはまだまだ私の理解を越えたところがあります。知性ではよくわからない箇所があります。聖霊様が、私の心に少しずつ教えてください。みことばを蜜のように日々味わうことができるよう、助けてください。アーメン