ヨシュア19

「カタテ、ナハラル、シムロン、イデアラ、ベツレヘム。十二の町とその村々。これがゼブルン族の諸氏族の相続地であり、その町々とそれらの村々である。」ヨシュア19:15~16

「ベツレヘム?ユダ族の町なのでは(15章参照)?」と思った方は、とても注意深く聖書を読んでおられるのだと思います。
たしかに、エルサレム近郊のベツレヘム(イエス様が生まれた村)は、ユダ族の割り当て地にあります。
そして、今日の「ベツレヘム」は、同じ名前ですが、ガリラヤ地方(北部)の別の町の名前です。きっと古来から、よく混同されてきたことでしょう。

...なんだか親しみを覚えます。教会のある大阪狭山も、よく埼玉の狭山と間違えられるからです。教会宛の小包が、関東地方経由で届くこともあります。
「大阪に狭山市があるとは知らなかった」と言われます。
今日のガリラヤ・「ベツレヘム」を含め、私たちに馴染みのない地名の列挙にも、人々の生活と歩みを身近なものとして感じます。

祈り:神様、世界の町や村とそこに住む人々を、あなたが覚えてくださり感謝します。人の目には紛らわしくても、あなたは決して混同することなく、私自身の存在をわかってくださり、あなたのご計画に従って住まわせてくださっていることを受けとります。アーメン