ヨシュア15

「さらに境界線はベン・ヒノムの谷を上ってエブス、すなわちエルサレムの南の傾斜地に至る。それから境界線は、ヒノムの谷を見下ろす西の方の山の頂、レファイムの谷間の北の端を上る。」ヨシュア15:8

大阪府の市町村が列記されていたら、もう少し親しみが持てるのでしょうね...耳慣れない地名の列挙で、ぴんとこないかもしれません。
聖地旅行に参加した人は、いくつかは情景を思い出せるかもしれません。参加したことがなくても、聖書巻末の地図を指でたどりながら確認すると、なるほどと思います。

エルサレムの南側を通る線がユダ族の割り当て地の境界だと書かれています。それは、エルサレム近郊のベツレヘムがユダ族のものとなることを意味しています。

やがて預言者ミカによって
「ベツレヘム・エフラテよ。あなたはユダの氏族の中で、あまりにも小さい。だが、あなたからわたしのためにイスラエルを治める者が出る。その出現は昔から、永遠の昔から定まっている(ミカ5:2)」
と救い主の誕生地が預言されます。さらに時代がくだり、イエス・キリストが誕生します。

エルサレムもベツレヘムも、ある町が歴史を越えてピンポイントで覚えられていることに、神様のご計画の壮大さと確かさを思います。そして、この日本も私たちの住んでいる町にも、同じ主の目が注がれていることに感謝します。

祈り:神様、あなたが小さな村ベツレヘムを用いられたように、私の住む地域をあなたのご栄光のために用いてください。あなたが愛しておられる人々に、あなたの愛を知らせることができますように。近所の_____さん、______さんの救いを願ってお祈りします。アーメン