ヨシュア16

「ヨセフ族、マナセとエフライムは自分たちの相続地を受け継いだ。」ヨシュア16:4

ヨセフ族は、創世記37~50章で出てきたヨセフの子孫です。兄たちの妬みを買い、エジプトに売られ、誤解されて牢に入れられ、ファラオの夢を解き明かし、大臣になり、飢饉を乗り越え、やがて兄たちや家族を呼び寄せた、あのヨセフです。マナセとエフライムはヨセフの子どもたちでした。
父ヤコブ(=イスラエル)は死ぬ前に孫たちのために祈り、祝福しました。

「神はおまえたちとともにおられ、おまえたちを先祖の地に帰してくださる(創世記48:21) 。」

何百年も経ち、その日がきました。とうとう割り当て地が与えられました。
ヨセフの骨も、やがてヨセフ族の割り当て地にあるシェケムに葬られることになります(ヨシュア24章)。

私たちは自分の死に直面した時、何を考えるでしょうか。もしあと1週間で生涯を終えるとしたら、何をしますか。子どもや孫、周囲の人にどんな祈りや言葉を残したいですか。

祈り:神様、私が信仰を持つようになったのは、誰かの祈りがあったことを感謝します。私も周囲の方々の救いと祝福を祈る者となりたいです。
生涯を終える時に、祝福ととりなしの祈りとその答えが、家族への遺産として残りますように。アーメン