申命記6

「あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。」申命記6:5

6章の4~9節は申命記の中心とも言われている箇所です。イスラエルの人はこの箇所を「シェマー(Hear、聞く)」と呼び、日々暗唱しました。そして、自分の額と左腕にも結びつけたそうです(9節の「これをしるしとして自分の手に結び付け、記章として額の上に置きなさい」を文字通り行った)。

旧約聖書に出てくる律法の中には、キリストが十字架で成し遂げ完成されたこと、当時の文化背景ゆえに定められたことがあります。同時に、時代を越えて普遍的なものもあります。5節はその一つです。イエス様も
「『あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、知性を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。』これが、重要な第一の戒めです(マタイ22:37~38)」
と言われました。

自身に適用するために自分の言葉で言い換えるなら、どうなるでしょうか?
たとえば、
「真心で、心をこめて、丁寧に、やけにならず、あきらめず、主なる神が共にいてくださることをできる限り意識して、(人よりもスマホ検索よりも)神様といつもオンラインだと思い出し、与えられた時間や賜物をどう使えばよいか尋ねながら、主と対話しつつ、落胆せず、希望を失わず、日々生きていくこと」
のように表せるかもしれません。

祈り:神様、あなたが私を愛し、あなたの最善の計画のために私の人生をデザインしてくださったことを信じます。あなたのご計画にかなった歩みができるよう導いてください。みことばをガイドライン、道しるべとできるよう、知性だけでなく霊で理解できるよう助けてください。アーメン