申命記24

「人が新妻を迎えたときは、その人を戦に出してはならない。何の義務も負わせてはならない。彼は一年の間、自分の家のために自由の身になって、迎えた妻を喜ばせなければならない。」申命記24:5

6月の花嫁(ジューンブライド)は人気があるようです。コロナウイルスの影響で結婚式のあり方がずいぶん変わりましたが、結婚で大切なのは式よりもその後の生活です。
特に結婚1年目は二人の調整期間だといえます。習慣や考え方の違い、互いの長所も短所も明らかになってきます。人生の中でも非常に重要な時期です。

今日の箇所では、新婚の人は1年間兵役や義務を免除して、家庭の土台を築くことに集中できるよう定められています。今の日本には兵役はありませんが、「結婚したから彼女(彼)のことは一段落、仕事や奉仕に集中するぞ」というのではなく、「結婚したから彼女(彼)をより大切にして、仕事や奉仕とバランスをとるぞ」というのが聖書的なのですね。

祈り:神様、あなたが小さな家庭という単位を大切にされ、祝福の基としてくださったことを感謝します。結婚された____さんに主の祝福を祈ります。同時に、離別の痛みを通られた_____さん、____さんに主の慰めと励ましがありますように。両親が離婚した子どもたちには、あなたが完全な天のお父さんであるという安心感が与えられますように。アーメン