申命記20

「あなたが敵と戦おうと出て行くとき、馬や戦車や、あなたよりも多い軍勢を見ても、彼らを恐れてはならない。あなたをエジプトの地から連れ上ったあなたの神、主があなたとともにおられるのだから。」申命記20:1


聖書の神は、むやみに好戦的なのではありません。10節では、戦闘の前に降伏を勧めるよう命じられています。滅ぼせと命じられている町は、偶像礼拝の習慣をイスラエルにもたらし、イスラエルを誘惑したため、裁きを受けたのでした。
さらに、恐れて弱気な者や畑の収穫中の者、婚約中の者は無理に戦いに参加しなくてもよいとも言っています。集中できず、他の人の士気をくじくからです。

しかし、私たちの霊的な戦いでは、逃げ帰る場所がありません。立ち向かうしかないのです。見ないふりをしていてはやられてしまいます。「恐れるな」と聖書は語ります。なぜなら勝利はすでに決まっており、神の武具も与えられているからです(エペソ6章)。何よりも、主が共にいてくださるからです。

祈り:神様、「戦い」と聞くと恐れと拒絶の思いが出てきます。平和を常に願う者であることをあなたも喜んでくださることを知っています。けれども、霊的な戦いに関しては、すでに十字架で勝利してくださったのですから、勇気を出して、心くじけず神の武具で装備できるように助けてください。霊の戦いの渦中にある____さん、____さんを特別に励ましてください。アーメン