申命記25

「脱穀をしている牛に口籠をはめてはならない。」申命記25:4

脱穀作業の動力として使われている牛の口を、口籠(くつこ)でふさいではならないという掟です。
そこにある麦を食べさせないで作業だけさせるのではなく、食べても構わないということです。

新約聖書でこの箇所が引用されているのは、第一コリント9章と第一テモテ5章です。
「モーセの律法には『脱穀をしている牛に口籠をはめてはならない』と書いてあります。はたして神は、牛のことを気にかけておられるのでしょうか。私たちのために言っておられるのではありませんか。そうです。私たちのために書かれているのです。なぜなら、耕す者が望みを持って耕し、脱穀する者が分配を受ける望みを持って仕事をするのは、当然だからです(1コリント9:9~10)。」

パウロは、主のために働く人々が支えられるようにしなさい、と言いました。自分の教会の働き人だけでなく、宣教師、巡回伝道者、音楽伝道者、クリスチャン団体の事務局員...も、主にあって守られ、必要が満たされますように。私たちも心をこめて祈りに覚え、経済的にもささげていけますように。

祈り:神様、あなたの働きのために生涯をささげ、専念している方々の存在を感謝します。あなたが格別にねぎらい、支えてください。パンデミック以来、待機や延期など働きが制限されてきた働き人に、あなたが喜びと平安、忍耐を与えてください。私も必要を覚えて祈りささげることができますように。主にある気前のよさをさらに与えてください。アーメン