申命記14

「あなたがたは、あなたがたの神、主の子どもである。死人のために自分の身を傷つけたり、また額を剃り上げたりしてはならない。」申命記14:1

当時の異教の国々では、死者を弔うために身体に傷をつけたり、額の髪を剃ったりしました。それは偶像礼拝の儀式としての行為でした。
14章は、そうしたことを真似ないようにと語ります。食物規定は、衛生面と合わせて周りの国が異教の習慣として食べていたものを禁じています。

1節ではまた、「あなたがたは、主の子どもである」と述べています。旧約の時代に、すでに「主の子ども」という表現が出てきているのは驚きですね。そして、主の子どもにふさわしい生活、ささげ物、そして弱者への優しいまなざし(29節)が命じられています。

私たちも主の子どもとして、生活、ささげ物、弱者への優しいまなざしについて、今日実践できる者となれますように。


祈り:神様、信じる者を「神の子ども」にしてくださり感謝します。
「あなたがたはみな、信仰により、キリスト・イエスにあって神の子どもです。(ガラテヤ3:26)」
「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。(ヨハネ1:12)」
この恵みを特別なプレゼントとして受け取ります。今日、神の子どもにふさわしい歩みができるよう助けてください。アーメン