民数記32

「私たちは、イスラエルの子らがそれぞれその相続地を受け継ぐまで、自分の家に帰りません。」民数記32:18

イスラエル人は、さらにヨルダン川をわたり、西側のカナンに入ろうとしていました。そんな中、ルベン族とガド族は、ヨルダン川の東に相続地を求めました。家畜に適した土地だったからです。
自分たちの割り当て地を得た後も、皆が割り当て地を得るまで全力で協力し続けることを、彼らはモーセの前に約束しました。

「自分さえよければ」という自己中心的な思いが、私たちにも時々やってきます。避難所や物資配給の時もそうですし、マスクや消毒液の必要以上の買い占めも、その思いが端的に現れているように思います。

しかし、聖書はそうではないと教えてくれます。自分を愛するように隣人を愛すること、良心をもった一市民として歩むことが無言のあかしとなり、キリストの光を輝かせることにもつながります。


祈り:神様、あなたが今日もこの場所で生きるようにと、新しい一日を与えてくださいました。自分勝手な考えや、自己中心的な言動からお守りください。キリストのまなざしで地域を見つめることができますように。無言のふるまいでも、キリストの手足となれるように導いてください。アーメン