民数記13

「しかし、彼と一緒に上って行った者たちは言った。『あの民のところには攻め上れない。あの民は私たちより強い。』」民数記13:31 

比較は私たちの自信を失わせ、妬みを起こし、時には卑屈にします。「私はあの人のようにうまくできない」「その人ほど活躍していない」「あの教会のように大きくない」などなど。競争社会はまさに比較社会です。比較が評価のものさしです。
イスラエルの族長たちも「あの民は私たちより強い(31節)」「自分たちはバッタのようだ(33節)」と嘆きました。

しかし、カレブとヨシュアは違いました。カレブは民を静め「私たちはぜひとも上って行って、そこを占領しましょう。必ず打ち勝つことができます(30節)」と言いました。 
私たちを導くのは主です。主がどう見ておられるかが、今日の私たちの視点となれますように。

祈り:神様、あなたが私を大切な存在として見ていてくださることを感謝します。私を比較のわなから解放してください。誰かと比べて得意になったり落ち込んだりするのでなく、あなたのみこころを歩んで深い満足を日々得られますように。アーメン