民数記25

「『彼らは巧妙に仕組んだ企みによって、ペオルの事件であなたがたを襲ったからだ。ペオルの事件の主の罰の日に殺された彼らの同族の女、ミディアンの族長の娘コズビの一件だ。』」民数記25:18

主がミディアン人を討てと言われたのには理由があります。
「淫らなこと(1節)」の背後には、偶像バアル礼拝がありました。バアル神と神殿娼婦は切り離せないものでした。イスラエル人は「娘たちの神々を拝んだ(2節)}とも書かれています。
民の一部に罪が入ると、だんだんと広がりやがて全体を蝕みます。イスラエル人にはまず民の内部のきよめが命じられました。
イスラエル人だけが正しく素晴らしい民だったのではありません。彼らも正され、自身が実物教材となっていったのでした。

私たちも、ある人に「寄り添う」ことと「迎合する」こととの区別ができるよう、主に尋ねながらみこころを求めて行動できますように。

祈り:神様、あなたが私の天のお父さんであり、私を守ろうと愛してくださっていることを感謝します。
「わざわいだ。彼らはカインの道を行き、利益のためにバラムの迷いに陥り、コラのように背いて滅びます(ユダ1:11)」とならないよう、導いてください。
主の愛をもって「寄り添い」、主の義をもって「迎合しない」あなたの子どもとして歩めますように。アーメン