民数記27

「『すべての肉なるものの霊をつかさどる神、主よ。一人の人を会衆の上に定め、彼が、彼らに先立って出て行き、先立って入り、また彼らを導き出し、導き入れるようにしてください。主の会衆を、羊飼いのいない羊の群れのようにしないでください。』」民数記27:16~17


自分が約束の地に入ることはなく生涯を終えるのだと、モーセは知りました。その時彼が願ったことは、自分の後にリーダーを立ててほしいということでした。民が羊飼いのいない羊の群れのように迷い滅びることのないように、と。
民のことを愛し導き、同時に謙遜であったモーセの胸中を思うと、胸がつまります。誰よりも約束の地に入ることを願い、苦難や批判に耐えてきたのは彼だったからです。

しかし、神様がゆだねてくださった奉仕や責任を、どのように引き継いでいくかということをここから学びます。私たちは主のみこころが行われるようにとベストを尽くし、誠実に仕えます。同時に、主がバトンタッチを願われる時、その奉仕を引き継ぐ態度、謙遜さが問われます。その奉仕が大きくても小さくても、同じです。

祈り:神様、私の存在そのものを愛してくださり、感謝します。今あなたが与えてくださっている_______の奉仕を感謝します。誠実に仕えます。また、その働きは自分のものでなく主のものであることをいつも覚えることができますように。神の国がこの地上に来るために仕えさせてください。謙遜な心を与えてください。アーメン