民数記22
「ろばは主の使いを見て、バラムを乗せたまま、うずくまってしまった。バラムは怒りを燃やし、杖でろばを打った。」民数記22:27
ろばには主の使いが見えていましたが、バラムの目は覆われていて見ることができませんでした。自分の命を救ってくれたろばに怒りを燃やしました。王に指名され呼ばれるほどの人物も、主に対してはろばより劣っていました。
私たちの霊の目は開いているでしょうか。私たちの周りには静まりを妨げる雑音、雑事がいっぱいです。私たちの内側の心も普段はざわざわします。だからこそ、聖霊の静かな声を聴くために、ひとりで静まる時間(たとえ短くても)を大切にしたいのです。散歩しながら、ひとりでコーヒーを飲みながら、湯船につかりながら、電車にゆられながら、運転しながら、拭き掃除をしながら、みじん切りをしながら・・・その時間は、生活の中に必ずあります。今日はいつ、どこで静まりましょうか。
祈り:神様、あなたを愛します。あなたのみこころを歩みたいです。もっともっと、あなたと親しく交わることができますように。静かなみ声を聴きたいです。
♪「わが目を開きて さやに見せたまえ
今まで知らざりし 聖書(みふみ)の真実(まこと)を
われ今静かに わが主を待つなり
主よ与えたまえ 悟りを」(聖歌195) アーメン