II列王記24

「そこで主は、カルデア人の略奪隊、アラムの略奪隊、モアブの略奪隊、アンモン人の略奪隊を遣わしてエホヤキムを攻められた。ユダを攻めて滅ぼすために彼らを遣わされたのである。主がそのしもべである預言者たちによって告げられたことばのとおりであった。」II列王記24:2

なぜ愛の神が国を「滅ぼした」のか、という疑問を聞くことがあります。愛の神ならば「滅ぼさない」はずでは、と。
その通り、愛の神は滅ぼさずに、ここまで国を保ってくださいました。列挙されている王には悪を行い、主に従わない人物が多くいたにもかかわらず。
悔い改めるよう、預言者たちを送り、何度も何度もメッセージを送られました。
悪い王でも、姿勢を改めたら赦してこられました。まさに「愛の神」です。

一方で、神様は正しいお方であり、罪を見過ごしにすることはできません。「マナセが流した咎のない者の血のためであった(4節)」とあるように、犯した罪の責任を問われます。その意味では「義の神」です。

「愛の神」と「義の神」であるお方が人間を救うため、キリストの十字架という方法を編み出されたのです。今はアドベント(待降節)です。キリストのご降誕の恵みを覚え感謝します。

祈り:神様、あなたの忍耐深さをありがとうございます。罪を見過ごしにできない、しかし私たちを限りなく愛するあなたが、キリストを送ってくださり、私たちを救おうとしてくださいました。まもなくクリスマスです。本当の意味を知る人が多く起こされますように。____さん、____さんをお誘いしようと思います。生涯忘れられない素晴らしいクリスマスの喜びとなりますよう、聖霊様が働いてください。アーメン