I歴代誌22

ダビデはソロモンに言った。「わが子よ。私は、わが神、主の御名のために宮を建てる志を持ち続けてきた。  しかし、私に次のような主のことばがあった。『あなたは多くの血を流し、大きな戦いをしてきた。あなたがわたしの名のために家を建ててはならない。わたしの前に多くの血を地に流してきたからである。』」I歴代誌22:7~8

ダビデがしたいと願っていた宮の建設を主はとどめられ、息子ソロモンに託すようにと言われました。
主を愛し、主のために戦い、王国を確立したダビデ。宮を建てたいと、莫大な建材や資金を集めたダビデ。無念の思いもあったのではと推測したりもします。
モーセも、ダビデも、パウロも、ステパノも、志半ばで生涯を終える、あるいは方向性を変えるように導かれました。

私たちの生涯も、ハッピーエンドの「すべて完了した」とはいかないかもしれません。でも、神様がよしと言われたら、それでよいのだと受け取る姿勢を、主は喜んでくださるのでしょうね。

祈り:神様、思い通りにいかないこと、祈ったのに全然別の方向に物事が進んでがっかりすることがあります。あなたの導きは深淵すぎてわかりませんが、最善だと信じることができるよう、信仰を与えてください。アーメン