I歴代誌4

「ヤベツはイスラエルの神に呼び求めて言った。『私を大いに祝福し、私の地境を広げてくださいますように。御手が私とともにあってわざわいから遠ざけ、私が痛みを覚えることのないようにしてください。』神は彼の願ったことをかなえられた。」I歴代誌4:10

ヤベツの母は、「私が痛みのうちにこの子を産んだから」と、我が子に「痛み(オツェブ)」との語呂合わせで「ヤベツ」という名をつけました(日本語だと「痛み」→「いたく」君くらいでしょうか)。

それでも、ヤベツは主に呼び求め、「大いに祝福してください!地境を広げてください!名前と関係なく、わざわいや痛みから守ってください!」と祈りました。
そして神はそうされました。

ヤベツと同じように、ダビデも詩篇23篇を「まことに 私のいのちの日の限り いつくしみと恵みが 私を追って来るでしょう」と閉じています(詩篇23:6)。

~この「追って来る」は、単に後からやって来るという意味ではありません。この単語のヘブル語には、獲物を追いかける猛獣をイメージする、力強い、攻撃的とさえ言えるような意味が込められています。(デイリーブレッド 2022.12.7より)~

私たちも、あの人のように能力がなくても、この人のように環境に恵まれていなくても、主に呼び求めるものには主が祝福してくださること、いつくしみと恵みが追いかけて来ることを信じ、遠慮なく叫び求めましょう!

祈り:神様、あなたの祝福が主に信頼する者には「追いかけて」くることを信じます。何より、あなた自身が私を呼び、とらえ、離さないでいてくださることに感謝します。私の地境を主にあって広げてください。わざわいから遠ざけ、福音を分かち合うことができるような機会をさらに与えてください。アーメン