I歴代誌16

「ダビデはそこに、主の契約の箱の前にアサフとその兄弟たちをとどめおき、毎日の日課として、常に箱の前で仕えさせた。」I歴代誌16:37

 ダビデの任命したアサフ(37節)、ヘマン・エドトン(41節)たちは、詩篇の作者としても知られています。神の箱の前で、主を礼拝する働きが任務でした。
任務には、主に感謝の賛美をささげることも含まれました(7節~)。

私たちには、心が沈み落胆して、感謝や賛美をする気持ちになれない時があります。そこであきらめず、時には感謝の賛美を「任務」として考えてみるとよいかもしれません。
アサフたちも、体調や気分のよい日や悪い日があったはずです。でも変わらず主をほめたたえ仕える任務を果たしました。
私たちも、今日の16章8~36節や、詩篇の感謝の歌を声に出して試しに読んでみるだけ、という日があっても、よいのではないでしょうか。無理に繕わなくても、主はご存じです。そして沈んだ心の私がささげる礼拝や賛美をも、喜んでくださる方です。

祈り:神様、気落ちして、感謝や賛美が表面的に思える日があります。あなたが与えてくださった聖書の賛美を読むことがやっとです。そんな私の心を知ってくださってありがとうございます。弱い私たちですが、教会で互いの弱さを分かち合い、祈り合える信仰の友がいてくれることに感謝します。祈りをさらに開いてください。アーメン