I歴代誌3

「ヘブロンで生まれたダビデの子は次のとおりである。長子はイズレエル人アヒノアムによるアムノン。次男はカルメル人アビガイルによるダニエル。」I歴代誌3:1

ダビデから後の系図が続きます。
アムノン、アブサロム、アドニヤ(2節)、ソロモン(5節)、レハブアム、アサ(10節)、ヒゼキヤ(13節)、ゼデキヤ(16節)、ゼルバベル(19節)...と、捕囚を挟んでも系図が続きます。
私たちにはなじみのうすいイスラエル民族の系図ですが、彼らにとっては私たちが日本史の人名を聞くような感覚ではないかと思います。

王国分裂、捕囚...と困難の中で、消えるかと思えそうなダビデの系図が脈々と続いています。神が約束されたとおり、ダビデの子孫の存在が忘れられていません。

自分が忘れられたような、存在感がないような気持ちになることはありませんか。転職、退職、子どもの独立、配偶者との別れ、引っ越し、社会的に弱い立場...。しかし、主は忘れておられません。かえって、沈黙のような期間の中で、私たちに近く親しく語りかけてくださる方です。この方に期待して今日も歩みましょう。

祈り:神様、政変やスキャンダル、戦争で揺り動かされたイスラエルの歴史です。しかし、あなたはダビデに約束されたとおり、子孫を絶やされませんでした。
私の存在も、あなたは忘れておられません。今日も、あなたのご計画を私の歩みになさってください。暗い気持ちになる時、あなたの導きをいっそう近く教えてください。アーメン