II列王記8

「しかし、主はそのしもべダビデに免じて、ユダを滅ぼすことを望まれなかった。主はダビデとその子孫に常にともしびを与えると彼に約束されたからである。」II列王記8:19

今日の章は場面がいくつか変わります。預言者エリシャの暮らしと歩みをうかがい知ることができます。
かつてエリヤが天にあげられるときには「わが父、わが父」と叫んだ駆け出しでしたが、今は神の代弁者として王を相手にしても動じず、淡々と主の奉仕に励みます。

ハザエルが残酷な王となるとわかって、彼は泣きました。しかし、その場で彼を阻止したり、害を加えたりはしませんでした。なぜでしょう。それは、エリシャの職務が預言者だったからです。自分の分を越えていたからです。

私たちは、自分の分を越えてメシヤのようにふるまうことはできません。主に割り当てられたことを忠実に行い、あとは主がしてくださると信頼できるかが問われています。主はダビデとの契約を守られました。今日も、みことばの約束を守られる方です。

祈り:神様、私の悩みや行きすぎる心配を悔い改めます。あなたが全てをご存知であることに、もっともっと安心し信頼できますように。みことばの約束を握り、私に割り当てられた分の働きに焦点を合わせて歩めるよう助けてください。アーメン