II列王記2

「エリコの預言者の仲間たちは、遠くから彼を見て、『エリヤの霊がエリシャの上にとどまっている』と言って、彼を迎えに行き、地にひれ伏して礼をした。」II列王記2:15

エリヤは火の戦車、馬と竜巻に乗って天に上げられました。「わが父、わが父...!」と叫び続けたエリシャの寂しさと嘆きに胸が詰まります。

しかし、エリヤに臨んでいた神の霊は、今度はエリシャを通して働かれ始めます。「エリヤの霊」というのは亡霊ではなく、エリヤに臨んでいた神の霊、聖霊の注ぎです。預言者のリーダー的存在として、主にあって歩む働きの継承が、エリヤからエリシャになされていたことがわかります。

親しい家族や友人を失って、気落ちしているでしょうか。子どもの独立や定年で、空虚な気持ちになっているでしょうか。年齢を重ねて自分の弱さに直面していますか。

悲しむことは自然で正しいプロセスです。しかし、神様の計画はそれで終わりではありません。エリシャが立ち上がり、エリヤの後継者として働き始めたように、私たちに割り当てられた主のご計画とミッションはまだまだ続いているのです。

祈り:神様、私が今感じている喪失体験は__________です。ぽっかり空いた心の穴に、聖霊ご自身が入り満たしてください。
最近親しい方との別れを経験したり、環境が大きく変わったりした____さん、____さんに、あなたの限りない慰めと励まし、そして新しい希望と歩みへの光を与えてください。アーメン