I列王記15

「しかし、ダビデに免じて、彼の神、主は、彼のためにエルサレムに一つのともしびを与えて、彼の跡を継ぐ子を起こし、エルサレムを堅く立てられた。」I列王記15:4

「列王記」という名前のとおり、北王国と南王国の王が並行して記されていくので、「今は北と南、どちらの出来事なのだろう」と意識しながら読むと流れがわかりやすいです(両国の王を表にしたカードもあります)。

ダビデの孫にあたるアビヤム(1節)は良くない王でしたが、主はダビデとの約束を守られ、家系がとだえることはありませんでした。
アビヤムの次に兄弟のアサが王になり、若いうちは主の目にかなう統治を行いました(9~24節)。

私たちは、自分の子や孫のためには熱心に祈ります。
それならば、同じ心で、教会やメンバーの家庭に与えられている、霊の子や孫(これから救われる人も含め)のために祈る者となれます。
礼拝中に幼い子どもが泣いたり声を出したりしても、温かくほほえんで受け入れる、今の雰囲気をとても嬉しく思います。10年、20年先に、彼らが信仰を受け取って霊のリーダーとなっていく姿を想像します。ダビデのように、後に続く信仰の遺産を残し、バトンを渡す者となれますように。

祈り:神様、あなたの恵みと祝福が世代を越えて受け継がれることを感謝します。「ダビデに免じて」と記されているように、「○○○(自分の名前)に免じて」、家族や教会に恵みが注がれ続ける者となれますように。
教会にいる乳幼児、子ども、ユースの____ちゃん、____くん、_____さんをあなたがとらえ、福音をあかしする者にしてください。教会に与えられた素晴らしい存在として、皆で霊を養い育てることができますように。アーメン