II列王記17

「このようにして、これらの民は主を礼拝すると同時に、彼らの刻んだ像にも仕えた。その子たちも、孫たちも、その先祖たちがしたとおりに行った。今日もそうである。」II列王記17:41

北王国イスラエルはアッシリアによって滅ぼされ、人々は捕らえ移されました。代わりに周辺国の人がイスラエル王国のあった地に送り込まれます。そこにライオンが出没したので、主を礼拝して解決しようとします。

主の祭司が一人派遣され、どのように礼拝するかを教えます。
これ自体はよかったのですが、人々はイスラエルの神、主だけでなく、同時に自分達の偶像礼拝もやめませんでした。あれもこれも、ご利益のあるものは拝んでおこう、ということだったのでしょう。

日本の状況とよく似ています。しかし、それでは結局自分が中心、自分がよいと思うことを自分が決めて行うことになります。本当に頼れる方がないまま歩み続ける人生を、今も多くの方が歩んでおられます。私たちは、とりなしの祈りをするように導かれていると思います。

祈り:神様、日本の人たちの多くは、どなたが本当に頼れる神かわからないまま、初詣をし、法事を行い、墓参し、パワースポットを巡り、占いを信じます。迷っていることも感じておられないのかもしれません。
あなたがその方々を愛し、十字架にかかってくださったことを知ることができますように。クリスマスがキリストに出会うよい機会になりますように。
「福音を聞いたことがなかった」と言われる方が一人でも少なくなりますように。アーメン