II列王記16

「アハズは使者たちをアッシリアの王ティグラト・ピレセルに遣わして言った。『私はあなたのしもべであり、あなたの子です。どうか上って来て、私を攻めているアラムの王とイスラエルの王の手から救ってください。』」II列王記16:7

最近、68歳でインドへの宣教師となった女性のあかしを読みました。現地でベッドから落ちて背中や頭を強打したり、洪水で危機一髪だったり、パンデミックで空港閉鎖になる最終便を経由して脱出したりと、波瀾万丈なあかしでした。

彼女は困難にあうと、いつも祈ります。ここで死ぬことになっても主にゆだねます、と告白します。そして、神様がどんな方法を通しても最善をなさることに信頼しています。21世紀でも、聖霊が超自然的な方法で働かれるあかしでした。

一方、ユダの王アハズはアッシリア王に助けを求めますが、主なる神の導きと助けを祈ったとは思えません。主の宮から貴金属を取り出してアッシリアに贈ったからです(8節)。一時はうまくいったかに思えますが、北イスラエル王国はやがてアッシリアに滅ぼされ、ユダ王国の勢いも弱っていったのでした。
人間的な助けを求める前に、国をあげて断食し、悔い改めて主に祈っていたなら、歴史は変わっていたかもしれません。

祈り:神様、あなたは今日も生きて働いておられます。人間的な助け、目に見えるものを頼る前に、あなたに祈り求めることができますように。あなたの力と恵みに満ちたご支配とを信じることができますよう、信仰を強めてください。アーメン