I列王記22

彼は答えた。 「私は全イスラエルが 山々に散らされているのを見た。 まるで、羊飼いのいない羊の群れのように。 そのとき主はこう言われた。 『彼らには主人がいない。彼らをそれぞれ 自分の家に無事に帰らせよ。』」I列王記22:17

預言者たちまでが、アハブに都合のよいことしか預言しなくなっていました。
ミカヤによれば、それは悪霊が預言者たちを惑わしたからでした。
不信仰なアハブ王の治めた国は荒れていきました。その人々の様子を、17節では「羊飼いのいない羊の群れのよう」だと記しています。やがてアハブは戦死します。

後にイエス様が来られた時も、
「イエスは舟から上がって、大勢の群衆をご覧になった。彼らが羊飼いのいない羊の群れのようであったので、イエスは彼らを深くあわれみ、多くのことを教え始められた(マルコ6:34)」
と記されています。さまようごく普通の人々を、イエス様は深くあわれんでくださる方です。そして、今日も語りかけてくださる方です。戦争、病気、災害、将来への不安でさまよっている私たちをあわれみ、優しく導いてくださいます。

祈り:あわれみ深い神様、感謝します。今日、あなたの御声を聞くことができますように。不安をあおるような声が内面で聞こえる時、「下がれ、サタン」と命じられたイエス様のお名前の権威で勝利できますように。私を平安の道に今日も導いてください。アーメン