Iサムエル4

「彼女は、『栄光がイスラエルから去った』と言って、その子をイ・カボデと名づけた。これは、神の箱が奪われたこと、また、しゅうとと夫のことを指したのであった。」Iサムエル4:21

イスラエルは敗れ、神の箱は奪われ、エリと息子たちは死にました。人々の罪と不信は、時にその刈り取りもすることになります。
エリの義理の娘は絶望してこのように言い残したのかもしれません。しかし、本当にこれで終わりでしょうか。

いいえ。サムエルは生きていました。また、イスラエルの中に悔い改めと信仰の刷新が起こりました。やがて主の箱は戻され、イスラエルの新しい歴史が続いていきます(7章以降)。

今絶望的に見える情勢、状況があったとしても、神様を見上げてとりなし、祈り続けるなら、神様は決して見放されません。そして、生きておられる主は、今日もご自身のよいわざをなさいます。時には、悪い状況をも用いてご自身の栄光を表してくださいます。


祈り:神様、世界も私の周りも、課題が山積みの昨今です。悩みは尽きないと思えます。でも、あなたがすべてをご存じで、あなたが決して見捨てることのない方であることに感謝します。今後の見通しが立たないように思える時、あなたの希望と平安を与えてください。____さん、_____さんに「大丈夫だ」とあなたが今日、直接語りかけ、励ましてください。アーメン