ルツ記1

「ルツは言った。『お母様を捨て、別れて帰るように、仕向けないでください。お母様が行かれるところに私も行き、住まれるところに私も住みます。あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です。』」ルツ記1:16

ルツとナオミの喪失は大きなものでした。その中で、ルツは自分の住み慣れた環境を離れ、義母ナオミと共にベツレヘムに行くという決断をします。

士師(さばきつかさ)の治めていた暗い時代、しかも隣国モアブでの出来事でした。その中で、家庭の中に温かい愛情が流れていたことを読むとほっとします。
そして何より、「あなたの神は私の神」という信仰(漠然としたものだったかもしれませんが)が表明されたことも、希望を感じさせます。


祈り:神様、あなたの元には、どんな時にも希望があることに感謝します。
特別に、最近ご家族と死別された_____さん、_____さんに主の慰めと平安がありますようにお祈りします。また、家族との別離を経験し、信仰に立ち続けておられる_____さん、_____さんの存在を感謝します。ルツのように、励ましの器として主のご栄光のためにますます用いられますように。アーメン