詩篇70

「神よ わたしを救い出してください。 主よ 急いで私を助けに来てください。」詩篇70:1

詩篇のダビデの祈りは、同じようなことが繰り返されていると感じます。
それでよいのだと思います。
私たちの思いは、同じ傾向にありますし、日々同じようなことを考えます(思考が堂々巡りをすることもあります)。
急に整理がついた、解決したということもあれば、長期にわたって祈り続けることもあります。
詩篇がダビデの同じ願いをそのまま残していることに、かえってほっとします。

しかも70篇は「記念のために」と副題がついています。
神が「私の助け 私を救い出す方(5節)」という信仰告白をしながら、たゆまずあきらめず祈り続ける信仰は、自身や民族の記念となり、信仰者の姿勢の記念ともなっています。

祈り:神様、私が同じような祈りをしていても、あなたが疎ましく思われず聞いてくださる恵みを感謝します。祈りこそがあなたとの会話であり、私の人生の一歩一歩の記念碑となっていくことを覚えます。新しい週も、一日の初めと終わりに祈りを置くことができますように。アーメン