詩篇57

「私のたましいよ 目を覚ませ。 琴よ 竪琴よ 目を覚ませ。 私は暁を呼び覚まそう。」詩篇57:8

サウルから逃れて洞窟にいた時、ダビデは自由に行動することができませんでした。
来る日も来る日も身を潜め、暗い穴の中でじっとしていなければなりませんでした。
いつまでなのか、見通しも立ちません。
それでも、ダビデはその穴の中で自分の心に向かって語りました。神に向かって目を覚まし賛美せよ、と自分の心を励ましました。
その源は、あわれみ深い神の力への信頼でした。

私たちにも、高齢で体力が落ちたり、身体が不自由になったり、病気で療養したりということが起こります。回復の見通しがないと、まるで洞穴にいるようかもしれません。その時、どのように心を励ましますか。自分の力では無理でも、神はそうできるように励ますことさえできるお方です。


祈り:神様、礼拝に来るのが困難な状況にある方を覚えます。格別にその兄姉を励ましてください。信仰を主ご自身が支えてください。私たちも、祈りながら互いに電話や手紙などで信仰の分かち合いができますように。一人一人にあかしを与えてください。アーメン